2ヶ月連続刊行中の第17回角川ビーンズ小説大賞受賞作2作品が発売 応募時の投稿作品公開企画第2弾も実施中
ビーンズ文庫は第17回角川ビーンズ小説大賞<奨励賞&読者賞>受賞作『音風シンドローム 鳴らせ、運命のイントロダクション』と、<奨励賞>受賞作『ルクトニア領繚乱記 猫かぶり殿下は護衛の少女を溺愛中』を2019年12月1日に発売した。第17回の受賞3作品は11月と12月の2ヶ月連続で刊行。さらに特別企画として投稿当時のままの応募原稿をWeb小説サイト「カクヨム」にて公開している。
音風シンドローム 鳴らせ、運命のイントロダクション
©石川いな帆・縞/KADOKAWA
【あらすじ】 「バンドのメンバーになって、俺と駆け落ちしてくれ!」 引きこもりでベースを弾くことだけが支えだった僕、鈴谷陸の日常は、明るくて強引なボーカル・カズの言葉で一変した。まるで熱風にさらわれるように、彼や初めてできたバンド仲間と奏でる音楽は、僕をまだ知らなかった新しい世界に連れていくけれど……。夏ロックフェス出場を目指す僕らに、トラブルの予感!? |
ルクトニア領繚乱記 猫かぶり殿下は護衛の少女を溺愛中
©さくら青嵐・Laruha/KADOKAWA
【あらすじ】 オリビアが護衛するアルフレッドは、表は真面目な領主の息子、裏では女装で屋敷を抜け出す猫かぶり! そんな彼に連れられ、男装したオリビアも『夜の街(ナイト)』へ。そこでノアと名乗る怪しい奇術師に出会い、二人で一座を調べることに。しかし襲撃を受けたオリビアは、護衛対象(アルフレッド)に守られる形で己の力不足を突きつけられて……!?「おれの側から離れるなんて赦さない」 |
発売された書籍版と読み比べることで、受賞作の編集・改稿ポイントが見つけられるなど新たな発見も楽しめる。文庫版とカクヨム版とで二度楽しむことができるので、ぜひ読み比べてもらいたい。
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