KAエスマ文庫2020年1月新刊『モボモガ』が発売 元気溌剌大正娘とものぐさ現代少年のちぐはぐ青春ハートフルラブコメディ

KAエスマ文庫刊『モボモガ』が2020年1月24日に発売された。本作は第8回京都アニメーション大賞小説部門「奨励賞」受賞作『二十世紀電氣目録』を手掛けた結城弘氏の新作で、人の時間を盗んだり、その時間を使って過去に戻ったりできる“貸し時計”を使って、大正時代からやってきた女の子に振り回される無気力少年のちぐはぐ青春ハートフルラブコメディ。タイトルの『モボモガ』は「モダンボーイ」と「モダンガール」を略した言葉。ヒロインの景季の生きた大正期に流行りだした言葉で、当時入ってきた西洋文化に影響を受け、身なりなどを西洋風に整えた若者たちをこう呼んだ。KAエスマ文庫が2020年に刊行する5作品の第1弾となる。

【あらすじ】

時を行き来する力を持つ時計――貸時計。大正7年(1918年)。知り合いの時計店でお世話になっていた紫苑景季は、突然家に押し入ってきた男たちから、店主に託された時計を守ろうとした拍子に、あやまってそのボタンを押してしまう。そうして目が覚めると、そこは100年後の京都だった――。平成30年(2018年)。家出をして京都の錦戸時計店で居候する光太は、京都駅で100年前から来たとのたまう景季と出会う。おかしな時計のせいでタイムスリップしてきたそうだが、しかしその時計“貸時計”を失くしてしまっていた。景季を元の時代に帰すため、光太の貸時計探しが始まるのだったが、貸時計を巡る様々な人たちの苦悩と欲望に翻弄されていく。

【キャラクター紹介】

・光太(みった)

鹿児島から家出してきた放浪少年。京都の錦戸時計店に居候している。動画配信を見るのが何よりの趣味。


・紫苑景季(しおん けいき)

百年前からやってきた。元の時代に戻ろうと後先考えずに突っ走り光太を振り回す。お節介焼き。


・錦戸虹江(にしきど にじえ)

錦戸時計店の店主。母を亡くし、店を一人で切り盛りしている。いつも陽気なムードメーカー。


・條島正平(じょうじま しょうへい)

高校球児。大学推薦合格後は、人力車夫の手伝いで体を鍛えている。暇なときはよくスマホをいじる。


・津々見美波(つつみ みなみ)

入院中の中学生。病弱で入退院を繰り返している。身体は弱いが言葉は強く、罵る言葉に遠慮がない。


また、KAエスマ文庫では2020年に5作品を連続で刊行する。それを記念した「KAエスマ文庫リレー2020」キャンペーンも開催されているので、あわせて確認してもらいたい。『モボモガ』はKAエスマ文庫より発売中。

©結城 弘/京都アニメーション イラスト:しらび

[関連サイト]

『モボモガ』公式サイト

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