KAエスマ文庫2020年2月新刊『時間』が発売 二人が刻む幸せな“時間”に思わず涙が溢れる感動作

KAエスマ文庫刊『時間』が2020年2月21日に発売された。本作は第10回京都アニメーション大賞「奨励賞」受賞作で、正体不明の長球体に触れたことで記憶が失われはじめた婚約者を救うために奔走する“時間”と“本当の愛”を描く物語。記憶から失われていったとしても、2人の幸せだった時間は確かに存在し続ける。これからも真千子の未来が「幸せな時間」で溢れることを願い、自身の「時間」を真千子にささげる覚の姿に“本当の愛”とは何か考えさせられることになる。KAエスマ文庫が2020年5ヶ月連続で刊行する第2弾が発売となった。

【あらすじ】

大学で研究室の助教を務める有馬覚は、同大学に通う時任真千子との結婚も決まり、平凡だけれど幸せな人生を送っていた。だが禍は突然やってくる。正体不明の長球体――それに触れてしまってから、真千子の記憶が少しずつ消え始めていく。彼女を救おうと「それ」の正体をさぐる覚は、予想だにしない答えに辿りつく。それは幸せの真っただ中にいた2人に襲い掛かった唐突な理不尽。2人に待ち受ける、衝撃の未来とは――。

■登場人物


有馬覚(ありま さとる)

央都大学文化人類学研究室の助教を務めている。真千子と婚約している。


時任真千子(ときとう まちこ)

覚と同じ大学で宇宙物理研究室の博士課程に院生として在籍している。


また、本作の見どころのひとつとなっている美しい表紙は、手を取って寄り添う覚と真千子を描いた見開きのカバーイラスト。細部まで描きこまれた絵画のような1枚をぜひ手に取ってみてもらいたい。「KAエスマ文庫リレー2020」キャンペーンも開催されているので、あわせて確認しよう。

©鏡 はな/京都アニメーション イラスト:やなぎ楓/美術・背景:内山周哉

[関連サイト]

『時間』公式サイト

KAエスマ文庫公式サイト

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