ラノベニュースオンラインアワード2020年1月刊の投票アンケート結果を発表

発売されたばかりのライトノベルから面白い作品を発信していくラノベニュースオンラインアワード2020年1月刊の投票アンケート結果を発表いたします。得票数の多かった順から【総合部門】【新作総合部門】【新作部門】にて3作品ずつ、【熱かった部門】【感動した部門】【笑った部門】【萌えた部門】では1作品ずつ選出しました。2020年の初月を制した選出作品に大注目です!

2020年1月刊

総合部門

探偵はもう、死んでいる。(MF文庫J)

Unnamed Memory(電撃の新文芸)

今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。(MF文庫J)

総合部門は全得票の中から部門をはじめシリーズや新作を問わず、得票数の多かった作品が選出されています。第2巻が発売されたMF文庫J刊『探偵はもう、死んでいる。』、第4巻が発売された電撃の新文芸刊『Unnamed Memory』、新シリーズとして発売されたMF文庫J刊『今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。』の3作品が選出されました。『探偵はもう、死んでいる。』には「新人賞の最優秀賞受賞作品ということで、1巻から読んでいましたが、今回も読者を飽きさせないような内容になっていました。ジャンルごった煮のこの作品ですが、シリアスでもありながら笑えて萌えて、ジャンルとしての枠を飛び越えたとても良いエンタメ小説です」や「ほんとにすごかった。1巻で散りばめられてた伏線が全部綺麗に回収されてめちゃくちゃ気持ちよかった。全ての真実が明らかになった時は鳥肌が立った。最後のあの表情は反則だと思う」、「1巻よりもラブコメ要素が多いのに、ちゃんと感動させてきた!1巻も面白かったけど、1巻同等、それ以上の物語を作ったことが、とてもすごいと思う!」などの感想が寄せられました。『Unnamed Memory』には「全てが覆り、また初めての出逢いから始まる御伽噺。1巻から3巻までのオスカーとティナーシャをもう誰も知らず、ナークと読者だけが知っていることの切なさと、ひっくり返って再び繰り広げられる結婚するしかない問答の楽しさがたまりません」や「前刊の終わり方がひどかった(誉め言葉)からこそ、今刊が映える。やはり「続きを早く読みたい」の一言しかない」などの感想が寄せられました。続いては個別部門です。

2020年1月刊

熱かった部門

ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編(MF文庫J)

2020年1月刊

感動した部門

探偵はもう、死んでいる。(MF文庫J)

2020年1月刊

笑った部門

この素晴らしい世界に祝福を!よりみち!(スニーカー文庫)

2020年1月刊

萌えた部門

結婚が前提のラブコメ(ガガガ文庫)

新章始動となる2年生編が発売されたMF文庫J刊『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』が熱かった部門を、「総合部門」でも選出された『探偵はもう、死んでいる。』が感動した部門を、シリーズ初の短編集として発売されたスニーカー文庫刊『この素晴らしい世界に祝福を!よりみち!』が笑った部門を、新シリーズとして発売されたガガガ文庫刊『結婚が前提のラブコメ』が萌えた部門で選出されました。『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』には「恵が可愛すぎて毎回読む時はニヤニヤが止まりません!ヤバいです!」や「よう実はいつまで経っても衰えない面白さだな。それどころか巻数を重ねるごとに面白くなっていく」などの感想が寄せられました。『この素晴らしい世界に祝福を!よりみち!』には「暁なつめさんの作品はとにかく面白くて、エネルギーをもらえます!このすばも、戦闘員、派遣します!も笑えるし感動したりするしで大好きです。これからも執筆頑張ってください!」などの感想が寄せられました。続いては新作です。

2020年1月刊

新作総合部門

今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。(MF文庫J)

結婚が前提のラブコメ(ガガガ文庫)

スパイ教室(ファンタジア文庫)

2020年の新作総合部門では全得票数の中から部門を問わず、得票数の多かった2020年刊行の新作(シリーズ化も含)が選出されています。新作総合部門では「総合部門」で選出された『今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。』、「萌えた部門」で選出された『結婚が前提のラブコメ』、第32回ファンタジア大賞「大賞」受賞作『スパイ教室』が選出となりました。『今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。』には「おさいもはホントにただのラブコメではない、様々な要素が含まれた、考えさせられる良い作品だと思いました」や「読み始めは内容が難しくあまり理解できませんでした。また、今まで読んできたラブコメと違う感じのラノベで、とても新しく楽しみながらよむことができました。また、後半になり過去に何があったかなど色々解明されていき、うまく説明出来ないのですがとても感動しました。2巻も楽しみにしてます!」などの感想が寄せられました。『スパイ教室』には「まず最初に面白かったです。普通のバトルものとしても完成度が高いし、笑いどころもしっかりあって面白いなぁ。と、中盤まで思っていました。最後のトリック。あれどうやって思いついたんですかねw人によっては気づくかもしれませんが、僕はまったく気づきませんでした。そこもいいですよね。トリックは屁理屈じゃない。読者にもちゃんとヒントをあげているところが素晴らしいと思います。それでもなかなか気づけない。というのもやっぱり、「この作品はバトルもの」と竹町先生が読者に思わせ、読者もバトルものと思って読んでいるからで、ほぼ洗脳ですね。面白いです。これからも買っていこうかなと思います」や「大賞に異論なし。計算され尽くしたスパイの実力に完全にやられた」などの感想が寄せられました。

2020年1月刊

新作部門

今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。(MF文庫J)

スパイ教室(ファンタジア文庫)

結婚が前提のラブコメ(ガガガ文庫)

新作部門は面白かった新作に投票された作品より選出されています。「総合部門」「新作総合部門」で選出された『今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。』、「新作総合部門」でも選出された『スパイ教室』、「萌えた部門」「新作総合部門」で選出された『結婚が前提のラブコメ』が選出されました。『結婚が前提のラブコメ』には「ラノベの題材として非常に難しいものに挑戦しようと一歩踏み出した作者の志に賞賛を贈りたい。中身の方も丁寧な文章で生き生きとキャラがそこにいて言葉一つ一つも心に染みました。大人としてのラブコメがどうなるのかこれからが楽しみな作品です」や「飽和状態になりつつあるラブコメに婚活という新たな可能性を提示した意欲作。懸命に努力するキャラクターへ向ける著者の眼差しの温かさは前作同様であり、読み心地の良い読後感」、「良過ぎました!自分も結婚したくなりました!」などの感想が寄せられました。

有効票数は333票。2020年1月刊作品では以上の結果となりました。選出作品は2020年のノミネート作品となるとともに、今後のさらなる飛躍が楽しみな作品と言っても過言ではありません。ライトノベルはどの作品を読んだらいいかわからない、「今」面白いと言われている作品を読んでみたい、そんな方々はぜひ選出作品を読んでみましょう。

また、残念ながらノミネートは叶わずとも複数の投票者から注目を集めていた作品として、笑った部門ではGA文庫刊『ひきこまり吸血姫の悶々』、新作部門ではファンタジア文庫刊『転生王女と天才令嬢の魔法革命』、新作総合部門では第15回MF文庫Jライトノベル新人賞「審査員特別賞」受賞作『-異能-』などが惜しい結果でした。

2020年の期待作に注目が集まるラノベニュースオンラインアワード2020年2月刊を対象とした投票アンケートは2020年3月上旬より開催を予定しています。今年もライトノベルを盛り上げるため、2020年の2月刊であなたが読み、そしてオススメしたい作品にぜひ投票してみてください。

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