『エリュシオンライトノベルコンテスト』最終選考がスタート

以前に記事で書いた本コンテストを覚えているだろうか。

コンテスト形式で商業デビューへの道筋を示した「エリュシオンライトノベルコンテスト」である。

あの後、本コンテストの一次選考には1100作品以上のエントリーがあり、その中から4名が最終選考への切符を手に入れ、今日に至っている。

最終選考は、『小説家になろう』より一次選考を突破した4名(上記)、そして本コンテストの元となっているオンラインゲーム上でライターとして活動している4名の計8名により、7日18:00よりスタートした。

選考から出版まで。本来であれば読者たる私たちがその課程に、なにひとつ介在することはできないと言っていい。下読みや編集を経て、その中で選ばれた作品が世の中に出ていることは誰もが知っている。

そんな中で、本コンテストは読者により優勝者が決定するという極めて希有な選考方法とっている。最終選考では8名の進出者が本日から4月下旬にかけ、計3回の更新による連載が行われる。それを私たちは読むことができ、面白いと感じた作品に評価やレビューなどで投票を行う。つまり、本来出版社の編集者が行っている、面白い、面白くないの判断を私たちがするということだ。

また、本コンテストでは各最終選考進出者がイラストレーターと1人ずつペアとなっており、挿絵が描かれ連載作品上で公開されている。デビューに関しても、著者とイラストレーターがセットになっているようで、まさに一蓮托生なのだ。挿絵となっているイラストの質も悪くはなく、著者とイラストレーターそれぞれの本気度が伺える点も非常に興味深い。

もっとも、投票形式を採択していることによる問題点もゼロではない。投票にはアカウント登録が必須であり、立ち寄った誰もが気軽に投票を行えるわけではない。また、投票というシステムそのものにおける潜在的な問題点への対策も必要となってくるかもしれない。

いずれにしても、WEB上で多くの読者を巻き込む形で行われている本コンテストは、多くの課題とそれに負けない多くの期待の上に成り立っていると考えられる。あなたの一票が、最終選考進出者たちにとって、非常に大きな意味を持つと言えるのだ。

以下に、最終選考で連載スタートとなった8作品を挿絵と共に紹介する。

読んで面白いと思った作品にぜひ投票をしてみてはいかがだろうか。

赤色散華 ―金木犀、過去の匂い―

著:燕乃 イラスト:Laruha

夏の嵐

著:蝉川夏哉/逢坂十七年蝉 イラスト:進藤アラタ

 メメントキラー

著:ガンマ イラスト:雀葵蘭

What-if games?

著:岡田播磨 イラスト:メル。

清濁金剛!

著:楠原 日野 イラスト:鎖ノム

Dear Friend

著:スライム イラスト:218

月と五芒星

著:ちまだり イラスト:わたりとおる

グレイス・アメイジング・キャンディスター

著:久保田 イラスト:準

[関連サイト]

エリュシオンライトノベルコンテスト