【レポート】「これからがますます楽しみ」ファンタジア文庫大感謝祭2015『対魔導学園35試験小隊トークショー』

10月24日(土)東京・ベルサール秋葉原で開催された「ファンタジア文庫 大感謝祭2015」のステージイベント『対魔導学園35試験小隊トークショー』の模様をお届けする。本ステージでは現在放送中のアニメを振り返りながら、今後の見どころについてキャスト陣を中心にトークが行われた。

対魔導学園35試験小隊

対魔導学園35試験小隊

●「みなさんこんにちは!」の挨拶からはじまる超大歓声

ステージへ登壇したのは、草薙タケル役の細谷佳正さん、鳳桜花役の上田麗奈さん、ラピス役の野水伊織さん。細谷佳正さんの「みなさんこんにちは!」の挨拶から、会場からはこの日一番というくらいの大歓声が男女問わずから響き渡った。

●柳実冬貴先生の作品への出演は2回目という細谷佳正さん

10月7日からスタートしたTVアニメ『対魔導学園35試験小隊』の草薙タケル役で出演している細谷佳正さんは、2010年12月に発売された『Re:バカは世界を救えるか?』のドラマCDにて、主人公の佐藤光一役で出演しており、柳実先生の作品への出演が2回目であることを明かした。本作で久しぶりに柳実先生と対面した細谷佳正さんは、懐かしさを交えて感想をつぶやく場面もあった。

●相関図を背景に自身が演じるキャラクターを語る

まずは草薙タケルを演じる細谷佳正さんは「タケルは家庭が裕福ではなく家族は妹のみ、生活が困窮していてバイトをしながら生計を立てているお兄ちゃん」と語り、「家賃5,000円の事故物件臭のするアパートに住んでいて様々なアルバイトに精通している」と続けた後、「いったい自分はなんの話しているんでしょうか」と会場の笑いを誘った。

細谷佳正さん

自身の演じる草薙タケルについて語った細谷佳正さん

続いて鳳桜花を演じる上田麗奈さんは「桜花はすごく堅物で言いたいことを素直に言えない女の子」と切り出し、常に背筋を伸ばしているイメージで、マリともなかなか打ち解けられずいがみあっているものの、アニメで描かれていく心情の変化を見てほしいと語った。

タケルのレリックイーターであるラピスを演じる野水伊織さんは、ラピスから見たタケルについて、ラピス自身が感情を表に出さないので謎の部分があるとしながらも「ラピス自身がタケルを選び、タケルには気に入る魅力があったのだろう」と語った。

野水伊織さん

自身が演じるラピスから見た草薙タケルについて語る野水伊織さん

●水着回の存在、確認!?

ニコ生視聴者への「今まで放送された中で一番好きな話数は何話か」とのアンケート発表では、確認用のモニターが消えてしまうというトラブルに見舞われながらも、細谷佳正さんは視聴者を引き込む1話が好きであると答えていた。ニコ生回答結果では全話に続いて3話の回答が多く、女性キャラがフォーカスされている回が人気なのだろうかという会場への質問に、観客からはそういうわけではないとの声があがる一面もあった。

なお、先の話数ではヒロインたちが水着になる回が存在することも明かされ、35小隊の女の子たちが乱れ(!?)がちな中でも「ラピスだけはお淑やかさを守っているのでみなさん安心してください」と細谷佳正さんは胸を張って語り、再び会場の笑いを誘っていた。

●アフレコ現場でのハプニング「謎のサイレン」

続いてはこれまでの放送やアフレコ現場でのハプニングなどを走馬灯のように振り返ってもらう「思い出掃魔刀(おもいだそうまとう)」企画が行われた。各自フリップに事柄を記載し、上田麗奈さんからは「謎のサイレン」という文字が掲げられた。野水伊織さんには思い当たる節があった一方、細谷佳正さんには思い当たる節がない様子。アフレコ作業の休憩中に廊下から聞こえた警報のような音に、皆が火事だと思い騒然としていたそうなのだが、実際は警報ではなく細谷佳正さんの発声練習だったという盛大なオチ。観客からは大きな笑い声があがった。細谷佳正さんからは「タケルは声を張るシーンが多いからよくやるんです」と決してサイレンの真似をしていたわけではない旨が語られた。

上田麗奈さん

アフレコ中のハプニングについて語った上田麗奈さん

●キャラクター一人ひとりにスポットが当たっていく構成

4話以降の見どころについては、ドタバタなコメディの雰囲気の回もありつつ、最終話に向かってシリアスな流れも入ってくると細谷佳正さん。また、この先は各キャラクターそれぞれがピックアップされ、それぞれの過去や意志が見えてくるようになり、キャラクター達の絆も深まっていくと上田麗奈さんと野水伊織さんもそれぞれ語った。また、シリアスに向かっていく中でも、原作短編を元にした少しポップなエピソードが用意されていることも明かされた。内容は言えない、と前置きがなされながら「夏だ水着だみたいな回」との情報ももたらされた。最後はぜひこれからも楽しみにしてほしい、と3人によってステージは締めくくられた。

キャスト陣から司会に何度もツッコミが入るなど、ステージイベントは大いに盛り上がった。これからますます面白くなっていくことが期待される『対魔導学園35試験小隊』に注目だ。

ファンタジア文庫大感謝祭

⇒ 『ファンタジア文庫 大感謝祭2015』のフォトレポートはこちら

⇒ ファンタジア文庫大感謝祭2015『石踏一榮×橘公司特別トークショー』レポートはこちら

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[関連サイト]

TVアニメ『対魔導学園35試験小隊』公式サイト

『ファンタジア文庫 大感謝祭2015』特設サイト

ファンタジア文庫公式サイト

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