インタビュー「ラノベの素」。小岩井蓮二先生「キミはぼっちじゃない!」

オリジナルインタビュー「ラノベの素」第5回は、MF文庫Jより11月25日発売に発売される「キミはぼっちじゃない!」の著者、第7回 MF文庫J ライトノベル新人賞佳作受賞の小岩井蓮二先生です。

あらすじ

稲葉悠大にはロリコン疑惑があった。幼女のパンツを手にさまよっていれば誰だってそう思うことだった。決定的な場面を見られてしまい、警察に通報されそう になる悠大だが、これにはとある訳があった! ――子育て。そう、悠大は幼なじみのしおりと二人で、五歳のリリィを本当の両親が見つかるまで育てているの だった。……これなんていい話? ドS少女ほのかや委員長に妨害……いや助けられながらもハ~トフルな子育て日誌を開始するが、悠大をストーカーする電波 少女・エレナが衝撃の事実を告白してきて!? 新世代ロンリーボーイ・ミーツ・ロンリーガールラブコメディ!

――本日はよろしくお願いします。早速自己紹介からお願いします。

初めまして! 『キミはぼっちじゃない!』でデビュー予定の小岩井蓮二と申します。第七回MF文庫Jライトノベル新人賞で佳作を受賞したド新人です。何も問題事を起こさなければ11月25日にデビューできるそうなので、最近は合格通知を得た受験生のようにまじめに生きています。

――小岩井先生の毎日の習慣などありますか?

一時期、わざと二度寝をしていました。快適な二度寝生活が出来るように本来目覚めなければいけない時間の一時間半前に目覚ましをセットして、レム睡眠とノンレム睡眠のバランスを取ります。しかし作られた二度寝よりも自然に出来る二度寝の方が気持ちいいということに気づきやめました。

――小さい頃はどんな子供でしたか?

小さい頃は主にアンパンマンやドラえもん、ディズニー系のビデオを観て過ごしました。昔はばいきんまんがとてつもなく悪いヤツに見えていましたが、最近になってBSの再放送をみると、アンパンマンの方がえぐいことをやっていることに気づきました。追い打ちをするために新しい顔に変えるとか正義の味方のすることじゃないですよ。

小学校に上がるとゲームをやるようになり、家では主にピーチ姫を救い出す日々を過ごし、外ではポケモンマスター目指して通信ケーブルを持っている友達と公園で遊んだりしました。言うのを忘れていましたが、ポケットの中にはデジモンとたまごっちが入っています。多忙な毎日でしたね。

――中高生の頃はどんな青春を過ごしてましたか?

中学にもなると周囲は部活動に励み出します。某漫画の影響でテニス部と囲碁部が溢れかえらんばかりの部員数に上る中、ひねくれ者の私はほぼ野放し状態と噂される陸上部へ入部しました。

三日もすると準備体操もおろそかに「外周行ってきます」と耳の遠い顧問に告げて外へ。あとは鬼ごっこなどをして遊び、疲れるとコンビニで立ち読みです。もっと洒落た場所で休憩すればいいのにと思うでしょうが、私の住んでいる地域は山と川と住宅街しかありません。

マクドナルド? カラオケ? そんなものは風のように姿を消しました。私の通っていた中学の周りにあったものはコンビニと川! 高校の周りにあったものはコンビニと山! 自然とコンビニしかありませんでした! コンビニの支配率にただただ驚くばかりです。立ち読みくらいしかすることがありませんでした。

青春は立ち読みです。

――今までに影響を受けた本や作家はいますか?

影響は意識していませんが、好きな作家は田口仙年堂先生、竹宮ゆゆこ先生、森絵都先生です(順不同)。

――作家になろうと思ったきっかけを教えてください。

三年くらい前の春頃だったと思います。とある本を読み終えてあとがきに目を通していたら、あまりにも人間味溢れることを書いていたので、そうだ本は人間が書いているんだ、という小学六年生が思いそうなことを二十歳過ぎて気づき、私も書いてみようと思ったことがきっかけです。

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