電撃文庫の編集長を務めていた三木一馬氏が退職。エージェント会社「ストレートエッジ」を設立

電撃文庫の編集長として知られ、イベントや多くのメディアにも出演していた三木一馬氏が、2016年3月31日付けで株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス事業局を退社し、4月1日に新会社となる株式会社「ストレートエッジ」を設立したことが明らかとなった。三木一馬氏は『ソードアート・オンライン』や『とある魔術の禁書目録』、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』、『魔法科高校の劣等生』など、電撃文庫のヒット作の編集を担当。書籍編集業務以外にもアニメ作品のシリーズ構成にも携わるなど、幅広く活躍していた。

面白ければ何でもあり

2015年12月には自身の仕事のノウハウや考え方を詰め込んだ『面白ければなんでもあり 発行累計6000万部――とある編集の仕事目録』も発売している。コラムやインタビューなどにもあるが、退職を直訴したのが2015年末であったことを考えると、電撃文庫で三木一馬氏が培ってきた集大成をひとつの形として落とし込んだことは、新たなスタートへの布石だったかのようにも思える。

新たに立ち上げた株式会社「ストレートエッジ」は、クリエイターのマネジメント業務を手掛けるエージェント企業という立ち位置のほかにも、出版物の編集やキャラクターコンテンツ企画の制作など、作り手としてのポジションもしっかりと盛り込まれている。また、契約作家には『ソードアート・オンライン』の川原礫氏や『とある魔術の禁書目録』の鎌池和馬氏などが名前を連ねた。作家のマネジメントはもちろん、株式会社「ストレートエッジ」が掲げる媒体の編集や新規IPの創出など多くの課題に挑み、これからどのように作家と力を合わせてエンターテイメントを生み出していくのか、非常に興味深い。なお、新会社設立後も外部編集として、三木氏は電撃文庫の作品作りに関わっていくとのことだ。株式会社「ストレートエッジ」の今後を楽しみにしたい。

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ストレートエッジコラム

株式会社「ストレートエッジ」

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