2016年上半期本の売上ランキング発表 ライトノベルでは『ソードアート・オンライン』、そして『この素晴らしい世界に祝福を!』が躍進

2016年上半期の本の売上ランキングがオリコンより発表された。単巻でのランキングとなるジャンル「ライトノベル」では、2015年12月に発売となった『ソードアート・オンライン プログレッシブ』の第4巻が1位となり、さらに今年の4月に発売となった『ソードアート・オンライン』第17巻が2位となるなど、SAOシリーズの1、2フィニッシュとなった。また、作品別のランキングとなるジャンル「ライトノベル作品別」では、『この素晴らしい世界に祝福を!』が1位となった。

ソードアート・オンライン プログレッシブ4

ジャンル別ランキング「ライトノベル」

1位:『ソードアート・オンライン プログレッシブ』第4巻/著:川原礫

2位:『ソードアート・オンライン』第17巻/著:川原礫

3位:『魔法科高校の劣等生』第19巻/著:佐島勤

⇒ 10位までのランキングはこちら

ジャンル別ランキング「ライトノベル作品別」

1位:『この素晴らしい世界に祝福を!』/著:暁なつめ

2位:『ソードアート・オンライン』/著:川原礫

3位:『魔法科高校の劣等生』/著:佐島勤

⇒ 10位までのランキングはこちら

「ライトノベル作品別」の数値データをよく見てみると『ソードアート・オンライン プログレッシブ』と『ソードアート・オンライン』を合算した際、数値上では『この素晴らしい世界に祝福を!』を逆転することも見てとれる。もちろん『この素晴らしい世界に爆焔を!』も別換算されている可能性もあるのだが、特筆すべきはTVアニメーション放映による前後の効果もあり大躍進した『この素晴らしい世界に祝福を!』と、ほぼ同じレベルで『ソードアート・オンライン』の売上が推移していることにある。もちろん集計期間中の新刊刊行による影響もあるため、単純な足し算はできないものの、依然として『ソードアート・オンライン』の人気をうかがい知ることのできる結果となった。

作品別のランキングを鑑みるに、やはりアニメをはじめとした大規模メディアミックス展開からの売上影響は無視することのできない結果と言える。また一方で求められるのは、アニメなどのメディアミックス展開終了後における作品展開の手段だろう。メディアミックス展開は広域マーケティングにおける足がかりであり、フィニッシュではなくスタートということ。今回のランキングで掲載された作品が、次回のランキングでもしっかりと結果を残せるよう期待したいところだ。そして、2016年の下半期ではこれらの作品に勝るとも劣らないライトノベルが出てくることも楽しみにしたい。

©川原礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊 イラスト:abec

kiji_line

[関連サイト]

電撃文庫公式サイト

スニーカー文庫公式サイト

kiji_line