ダッシュエックス文庫より倉田英之氏の『R.O.D』第12巻が8月刊行決定 10年ぶりの最新刊が発売へ

ダッシュエックス文庫の8月刊として、倉田英之氏の『R.O.D』第12巻の発売が決定した。6月上旬にダッシュエックス文庫公式Twitterにて、同作を匂わせる原稿の画像がアップロードされるなど、わかる人にはわかる形式で告知が行われており、このたびあらためて8月発売予定として発表が行われた。内容については外伝やスピンオフではなく、正真正銘の本編新刊になるとのこと。不朽の名作とも名高い『R.O.D』シリーズは、2000年7月より刊行がスタートした作品で、第11巻を2006年2月に発売。発表された第12巻は約10年ぶりの最新刊となる。

R.O.D

【第1巻あらすじ】

東京、お台場、人の気配のない超高層ビル。香港から来た呉は稀覯本『黒の童話集』の取引を行っていた。相手の男は金髪のイギリス人。しかしその横には、鑑定人だという眼鏡をかけた東洋人の若い女が…。ボディチェックのため、女のコートの前を開けさせた呉は、言葉を失う…。コートの裏地にはやたらと内ポケットがあって、そこには、文庫本やら雑誌やらスポーツ新聞やらが突っ込まれていたのだった!史上初(?)の文系女スパイアクション発進。

本作は小説、OVA、TVアニメ、ドラマCD、コミカライズと多数のメディアミックスを展開していた。また、第11巻のあとがきにて第12巻での完結の旨記されていたのだが、どうやら全13巻での完結となる模様だ。なお、第13巻は2017年の発売となりそうだ。不朽の名作がいよいよ完結に向けて動き出した。本作が気になる方は、この機会に電子書籍版を読んでみてほしい。ファン待望となる『R.O.D』第12巻は、ダッシュエックス文庫より8月発売予定。

©倉田英之/集英社 イラスト:羽音たらく

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ダッシュエックス文庫公式サイト

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