小説の投稿や登録のできるWebサービス「ツギクル」のβ版が公開 今後はAIを活用した小説分析機能なども実装

ツギクル株式会社は、無料でWeb上の作品を登録、閲覧できるWebサービス「ツギクル」のβ版を7月26日(火)にリリースした。「ツギクル」はWeb発クリエイターの活躍が珍しくなくなった流れを背景に、Web上での創作活動を支援する目的で誕生したサービス。小説やブログを登録することが可能となっているほか、AIによる小説分析機能などの実装も予定されており、小説投稿サイトとは少し趣の違ったサービスとなっている。正式サービスは今秋が予定されている。

ツギクル

「ツギクル」ではサイト内で直接小説作品を投稿できるほかにも、外部サイトのURLを登録してランキングへの参加や出版トライアルを利用することもでき、「ツギクル」の内外を問わず作品の人気指標を確認することができるようになる。既に小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿している作品の登録も行われているようだ。

作品ページを「ツギクル」へ登録すると、アクセス数などの人気指標がランキングで表示される以外にも、希望者には作品の構成要素、特徴、類似作品情報、文章の読みやすさなど、AIを活用した作品分析も今後はできるようになる。さらに同サイトでは正式オープンとあわせて、小説大賞の開催も予定されているので、興味がある方は登録をしてみるといいだろう。

「ツギクル」のサービスについては「アルファポリス」の小説投稿・登録サービスが類似サービスとなりそうだ。今後は競合または共存のサービスとなるだろう。特に小説投稿サイトに投稿している作品を「ツギクル」や「アルファポリス」など複数のサービスに登録する場合は、出版トライアルへのアプローチも含めて注意が必要になりそうだ。「ツギクル」で小説大賞がスタートした際には規約をしっかりと読む必要が出てくるだろう。

AIによる作品分析など独自性を持ちつつ、「ツギクル」が今後どのようにコンテンツポータルサイトとしての地盤を築き上げていくのかに注目していきたい。

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[関連サイト]

小説投稿・登録サイト「ツギクル」

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