「ラノベニュースオンラインアワード2016」 第2四半期年間ノミネート選出19作品

ラノベニュースオンラインアワード2016」(以下ラノオンアワード)の実施にあたり、2016年1月より毎月開催している月間ノミネート作品の選出も2016年第2四半期を終えました。そして4月~6月の第2四半期間中に年間ノミネート候補作としてアンケート選出された作品は、シリーズ作品より8作品、新作より11作品が選出されています。この3ヶ月も主立った選出作品候補は400作品以上が市場に流通しました。この3ヶ月を一足早く振り返り、読者の注目を集めた作品をあらためて並べています。ここに並んだシリーズ作品はもちろん、新作からも目が離せません。自分はいくつ作品を読んでいるか、そしてまだ読んでいない作品があればぜひチェックしてみてください。第1四半期の一覧はこちらでチェック!

【シリーズ作・8作品】

2016第2四半期シリーズ

ソードアート・オンライン(電撃文庫・17巻)/青春ブタ野郎シリーズ(電撃文庫・6巻)/ストライク・ザ・ブラッド(電撃文庫・15巻)/ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?(電撃文庫・10巻)/東京侵域:クローズドエデン(スニーカー文庫・3巻)/アオイハルノスベテ(ファミ通文庫・5巻)/デート・ア・ライブ(ファンタジア文庫・14+5巻)/ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(GA文庫・10巻) ※順不同・2016年6月時点

第2四半期で選出されたシリーズ8作品は、TVアニメ化などで成功をおさめたシリーズタイトルが機を逃さずしっかりと軒を連ねた印象です。一方で完結巻となった『アオイハルノスベテ』が選出されるなど、第1四半期から引き続いて、完結による作品への高い関心の集まりは発売月選出ならではの現象と言えそうです。さらに『デート・ア・ライブ』は短編集であるアンコールを起因として選出されるなど、様々な角度から読者の印象に残ることを示した結果となりました。

レーベル別に見てみると電撃文庫から4作品、スニーカー文庫から1作品、ファミ通文庫から1作品、ファンタジア文庫から1作品、GA文庫から1作品となっています。第2四半期は特に電撃文庫作品への注目が集まっており、新作で猛威を振るった第1四半期と比べ、第2四半期はシリーズ作品でしっかりと地盤を固めた結果となっています。振り返ると第2四半期では約250ものシリーズが刊行されました(新作および2016年新作にあたるシリーズ刊行も除く)。選出の8作品は約3%の狭き門を潜ってノミネートを果たしたことになります。

第2四半期の3ヶ月の結果を並べてみることで、あらためて気になる作品が見つかったら喜ばしいことです。いずれの作品も2016年は話題に事欠かない作品ばかりですので、シリーズものでどんなライトノベルを読んだからいいか悩んでいる読者は、ぜひ上記8作品からまずは読んでみてください。そして年間アワードの投票にぜひご参加くださいませ。さあ、続いては新作がどどんと並びます。

【新作・11作品】

2016第2四半期新作

29とJK ~業務命令で女子高生と付き合うハメになった~(GA文庫)/弱キャラ友崎くん(ガガガ文庫)/逆転召喚~裏設定まで知り尽くした異世界に学校ごと召喚されて~(ダッシュエックス文庫)/イグニッション・ブラッド(ファンタジア文庫)/近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係(ファミ通文庫)/クソゲーオンライン(仮)(MF文庫J)/異世界拷問姫(MF文庫J)/異世界とわたし、どっちが好きなの?(MF文庫J)/竜騎士から始める国造り(ファミ通文庫)/この大陸で、フィジカは悪い薬師だった(電撃文庫)/最強喰いのダークヒーロー(GA文庫) ※順不同

第2四半期で選出された新作は11作品となりました。ノミネートにあたり面白い動きとなった作品が『イグニッション・ブラッド』で、2016年の新作である本作は第2巻の評価で大きな注目を浴びてノミネートされました。第2巻で何が起こったのか、まだ読んでいない読者はぜひ注目してもらいたいですね。また、第1四半期ではWEB発小説のノミネートも多かったのですが、第2四半期では1作品に留まるなど、少し異なる結果となっており、読者の作品への印象の残り方に変化がでてきているのかもしれません。

さて、新作もレーベル別にみてみると、GA文庫から2作品、ガガガ文庫から1作品、ダッシュエックス文庫から1作品、ファンタジア文庫から1作品、ファミ通文庫から2作品、MF文庫Jから3作品、電撃文庫から1作品となりました。第2四半期ではMF文庫Jの新作に大きな注目が集まる結果となりました。また、第2四半期の新作は前期を上回る120作品が新たにスタートを切りました。また、2016年新作のシリーズ刊行をあわせると「今年の新作」と呼ばれる作品は150作品が市場に流通したことになります。前期の約1.5倍という数字の中から選出された作品なので、ぜひとも多くの読者の手に渡ってもらいたいですね。

2016年第2四半期に躍動した注目の新作11作品。まずはこの中から選び読んでみて、そして今度は面白い作品を自身の手でも探してみてもらいたいです。そして探し出した面白い作品を、ぜひ月間アワードで投票してください。それがまた多くの人たちが手に取る理由になります。

ラノオンアワードは、毎月開催しており、中々該当月の作品を読み切れないという読者も多いと思います。ただ、読み切らなくても期間中に読めた作品の中からで構いません。少しでも感情を揺さぶられた作品があったのなら、ぜひ投票してみてください。読めていない作品に遠慮をして投票しない選択は、とてももったいないです。毎月のノミネート選出のタイミングを逸したとしても、再選出の機会も設けられるので、読んだ時の感情が冷めないまま、ぜひ毎月投票してみましょう。現在開催中の7月刊投票にもぜひご参加ください!

ラノベニュースオンラインアワード2016年7月刊のアンケート投票はこちら

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