浅井ラボ氏の『されど罪人は竜と踊る』のアニメ化企画が進行中 暗黒ライトノベルの始祖がいよいよアニメに

ガガガ文庫より刊行されている浅井ラボ氏の『されど罪人は竜と踊る』のアニメ化企画が進行中である旨発表された。現在はガガガ文庫より刊行されている本作は、第7回スニーカー大賞「奨励賞」受賞作品で、2003年から2006年にかけてスニーカー文庫で刊行。後の2008年からリメイクする形でガガガ文庫に移籍。2016年8月18日までに第18巻まで刊行されている。アニメ化に際してのメディアは未発表であるものの、映像化不可能とまで言われた作品がついにアニメ化に向かって動き出した。

されど罪人は竜と踊る18

死と悲劇と怨念のなかで、響くルルの歌声

【あらすじ】

エリダナ音楽祭において、歌手ルル・リューを廻る争いは激化し、混迷の度を深めていく。ガユスとギギナの決意、仲間たちの希望、ルルの過去と歌、復讐のタングーム、渇望するフロズヴェル。各自の思惑が絡みあい、エリダナ大音楽堂へ向かう彼らの前に出現したのは、ハイパルキュによる呪詛咒式――童話世界の即死の謎。空席となっていたエリダナ七大手、由緒ある七門の座に就くのは、師を越えようとするものたちか、反逆の餓狼か。多くの死と悲劇と怨念のなかで、ルルの歌声が、エリダナに響きわたる。

第17巻と第18巻は、7月と8月の2ヶ月連続で刊行が行われていたことなどから、今回のアニメ化企画発表の布石だったと言えそうだ。非常に長く続いているシリーズでもあるため、新たな読者の獲得もひとつ課題と言えるだろう。また、『されど罪人は竜と踊る』はドラマCD化も過去には行われており、当時はガユス役を谷山紀章さん、ギギナ役を松風雅也さん、ジヴーニャ役を長沢美樹さんなどが担当していた。アニメ化ではキャストが一新されるかどうかについても大変気になるところである。今後の続報については文庫中折広告「ガ報」および「GAGAGA WIRE」にて発表が行われることになるので楽しみに待ちたい。『されど罪人は竜と踊る』はガガガ文庫より第18巻まで発売中。

©浅井ラボ/小学館 イラスト:ざいん

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[関連サイト]

『されど罪人は竜と踊る』特設ページ

ガガガ文庫公式サイト

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