【日刊試読タイム】『異世界ギルドの英雄師弟』(講談社ラノベ文庫)

夏が戻ってきました。どうしてこうなった。暑いです。

さて、今回は講談社ラノベ文庫が2016年9月30日に発売する『異世界ギルドの英雄師弟(ベルセルク)』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

異世界ギルドの英雄師弟

【あらすじ】

事故で異世界に転生した少年・外村一真は、伝説の冒険者アズサ・クルーガーのたったひとりの弟子――カイル・クルーガーとして新たな人生を送ることになった。魔獣の頂点に君臨するドラゴンを倒し、世界を救った英雄であるアズサが取った唯一の弟子として、彼女に最高傑作とまで呼ばれるようになったカイル。そしてある日、彼はアズサから自らも弟子を取るよう命じられる。だが、弟子候補の少女タチアナは、魔力が少なすぎて魔獣を倒すことができない、序列最下位の冒険者で……!? 「おねがい。下働き、従者、奴隷……どんな扱いをしてくれてもいい。わたしをあなたの弟子にして!」あさのハジメ×せんむが贈る、異世界最強師弟ファンタジー開幕!

著者はあさのハジメ先生。イラストはせんむ先生。あさのハジメ先生はTVアニメ化も行われた『まよチキ!』をはじめ、現在は講談社ラノベ文庫をメインに複数のシリーズを刊行しています。本作は英雄の一番弟子であった主人公が弟子を取る物語のようですね。試し読みでは約70ページが公開されています。口絵も3枚確認できるほか、挿絵も4枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

七年の修業の果てに、少年は弟子を取る。

主人公は、前の世界で妹を見殺しにしてしまった外村一真ことカイル・クルーガー。異世界に転生した少年は、英雄アズサ・クルーガーに拾われ、名を与えられます。カイルのことを同類と呼んだアズサもまた転生者。思わぬ拾いものだとばかりに、アズサはカイルを自らの弟子とします。七年もの過酷な修行の日々は、カイルをアズサにも勝るとも劣らない冒険者へと成長させることになります。

本気のアズサと戦いたい、まだまだ師から学びたい。そう考えるカイルでしたが、アズサはカイルに弟子を取ることを指示します。それが強くなるための手段である、と。カイルは師に命じられるまま、籠りきりだった山を下りることに。アズサによって選ばれたという弟子候補、タチアナ・スカーレット。彼女と会うために待ち合わせ場所の酒場にカイルが訪れると、武器商人ギルドを数百年に渡ってまとめ上げてきた名家の長女、リリス・ウィンチェスターと出会うことになるのです。

冒険者ギルドと契約することも目的だったカイルは、この国たったひとつの冒険者ギルド≪冒険者になろう≫を知ることになります。んん? どこかで聞いたことのあるようなネーミングです。魔獣討伐動画の投稿や序列制度(ランキング)があるこのシステム。WEB小説投稿サイトのシステムにそっくりなんじゃ!? 驚くカイルを他所に、周囲はカイルが本当にアズサの弟子なのかと疑いを持ち始めるのですが……。

試し読みでは、カイルの実力が明らかとなり、弟子を希望する女性冒険者が殺到。そして、そんなカイルの前に師であるアズサが選定した弟子候補のタチアナが姿を現すところまでが公開されています。カイルとタチアナの師弟関係にはもちろん注目なのですが、アズサやカイルをはじめとした、この世界における転生者の立ち位置も非常に楽しみです。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©あさのハジメ/講談社 イラスト:せんむ

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[関連サイト]

『異世界ギルドの英雄師弟』公式サイト

講談社ラノベ文庫公式サイト

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