【日刊試読タイム】『ドラゴン嫁はかまってほしい』(ファンタジア文庫)

久々に少し走ってきました。これくらいの陽気がホント過ごしやすくていいです。

さて、今回はファンタジア文庫が2016年10月20日に発売する『ドラゴン嫁はかまってほしい』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

ドラゴン嫁はかまってほしい

【あらすじ】

「イサミ、結婚しよっ!」校門入って1秒でドラゴン娘に求婚される場所。魔物と人間の混血の少女だけが通う学園。そんな学園に種族:人間な勇海が転校してきたのは、『キューセイシュ』として彼女達を救うためで!?

著者は初美陽一先生。イラストはSyroh先生。初美陽一先生は第23回ファンタジア大賞にて「大賞」と「読者賞」を『ライジン×ライジン』にてW受賞されているほか、第3回GA文庫大賞にて「奨励賞」も受賞されています。本作は異種族間学園を舞台にしたラブコメ作品のようですね。試し読みでは約30ページが公開されています。挿絵も2枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

<キュウセイシュ>の末裔、キュウセイする。

主人公は、<救世主>の末裔であり人間代表として亜人の少女達が通う学園に転入する結城勇海。学園へと招かれ、たったの三歩で戦いと求婚を強要する竜人の少女エイミとエンカウントした勇海は、一目散に撤退します。人魔の間に築かれた友好の証として尊ばれる「亜人」の少女達が通う学園へ足を踏み入れたところから、物語は始まるのです。

エイミから逃げる勇海は十年近く昔にいじめられていたところを助けたエルフの少女ミリィと再会します。かつての面影がないくらいに成長していたミリィはいまや学園の生徒会長。再会を懐かしむ二人の前に、勇海を追ってきたエイミが再び現れ、ミリィは言うのです。今の彼女を止められるのは、<救世主>の末裔である勇海だけなのだと。だから勇海も聞き返します。どうやって?、と。

<救世主>。それはキュウセイシュ。人魔の講和を成し遂げた女性の末裔である勇海に向かい、エルフの少女は答えます。「吸ってくださいっ!」と。それがキュウセイシュの真実であると。勇海さえ知らなかった<救世主>は、<吸精主>であったという衝撃の真実。これはひどい(笑)。

試し読みでは、エイミをひとまず鎮静化させるところまでが公開されています。本番は明日からというミリィの言葉の続きが、気になりますね。設定もそうですが、『ライジン×ライジン』の時にも見られた初美先生らしさが満載の本作は注目です。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©初美陽一/KADOKAWA 富士見書房刊 イラスト:Syroh

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ファンタジア文庫公式サイト

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