【日刊試読タイム】『いま、n回目のカノジョ』(ファンタジア文庫)

好きなものを好きだと胸を張って生きられる社会って羨ましいですよね。

さて、今回はファンタジア文庫が2016年12月20日に発売する『いま、n回目のカノジョ』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

いま、n回目のカノジョ

【あらすじ】

キミと同じ時間を何度も過ごす。それも悪くない——そう思ってた。刻坂詩音と一緒にいると、よく時間ループに巻き込まれる。大変なときもあるけど、僕はそれなりに楽しんでいたんだ。でもループの新たな被害者・神崎さんの登場で、僕のループしがちな青春は騒がしくなっていく——

著者は小林がる先生。イラストはTiv先生。小林がる先生は第22回ファンタジア大賞にて「特別賞」を受賞し、新作『噛みつけ! アンノちゃん。』でデビューされた作家です。本作はループモノの作品のようですね。試し読みでは約45ページが公開されています。挿絵も2枚確認できるので、早速チェックチェック!

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よし、僕はジェントルメン

主人公はループに巻き込まれるようになった高校生、毎原和人。二ヶ月前に行われた学校行事「彗星観測会」で訪れた夜の山で遭難し、和人は初めてループに遭遇することになります。何回、何十回、時には何百回と繰り返されるループを経験し、和人はループの法則をおおよそ把握することになります。ループの原因は自身にあらず。この現象は一人の少女、刻坂詩音によって引き起こされるのだと。

そんなループ現象もいまや和人にとっては日常の一部となり、それなりに楽しむ術を見つけた矢先、同じくループ現象の被害者ともいえる少女、神崎流留と出会うことになります。神崎にとっては初めてのループ現象。戸惑いながらも必死に主張を続けますが、和人はとぼけた返事を返すばかり。そんな二人のやり取りは、ループを一切認識せず、信じてもいない詩音によってひっくり返されることになります。神崎の主張は、かつて和人がしていた主張と同じだ、と。

ループは詩音の望みによって発生し、その望みが叶えばループは手っ取り早く終了します。その望みもひどく曖昧であり、ループに巻き込まれてしまった神崎は、喫茶店でループの原因を探ろうとするわけですが……。ループの原因となっているであろう詩音と、ループには極力不干渉を貫く和人、そしてループに巻き込まれてしまったサディスティックコミュ症ぼっちな神崎。この3人によって物語がどう展開されていくのか楽しみです。

試し読みでは、喫茶店で繰り返すループの原因、すなわち詩音の望みが「一日十食の限定パフェ」にあったことを認識するまでが公開されています。ループモノの作品ですが、コメディ要素がとても多く、笑って楽しめる作品となりそうですね。ループによって巻き起こされる3人の青春物語に注目です。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©小林がる/KADOKAWA 富士見書房刊 イラスト:Tiv

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