【日刊試読タイム】『世直し暗黒神の奔走――人間好きすぎて人間に転生した――』(HJノベルス)

悪夢によって寝ていたはずなのに疲労が半端なかったです。

さて、今回はHJノベルスが2016年12月22日に発売する『世直し暗黒神の奔走――人間好きすぎて人間に転生した――』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

世直し暗黒神の奔走

【あらすじ】

世界を作った偉大な神の一柱・暗黒神エントロピー。彼は人を愛するあまり、自ら望んで人間・クロミヤ=ハイネとして転生する。その後、ハイネは光の勇者カレン、火の勇者ミラクらと出会うが、うっかり神の力で人を救ったことから、カレンは彼の優しさにベタ惚れ。やがてハイネは世界を支配する傲慢な悪神たちと対立。美少女勇者らと世直しに奔走することに!

著者は岡沢六十四先生。イラストは瀬菜モナコ先生。岡沢六十四先生は2012年のHJ文庫刊『悪に堕ちたら美少女まみれで大勝利!!』でデビューされている作家です。本作は闇の神自身による転生世直しの物語のようですね。試し読みでは約110ページが公開されています。挿絵も5枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

闇の神の魂を受け継いでいる以前に、一人の人間であるのだと。

主人公は闇の神が転生した人間、クロミヤ=ハイネ。創世の五大神と戦争を繰り広げ、千六百年もの間封印されていた闇の神エントロピーは、光の女神によって復活させられます。人間に過剰な肩入れをした闇の神と、人間を塵芥程度にしか見ていなかった五大神。目覚めた闇の神は、千六百年ぶりの世界を一目見るために人間へと転生し、内側から世界を観察することにします。

闇の神は、辺境の山村に住む平凡な夫婦の一人息子として転生します。十八歳になったハイネは、父の跡を継いで狩人になるものだと信じて疑っていませんでしたが、光の神を信奉する極光騎士団が村へ押し寄せます。人手が足りない騎士団による人材募集、もとい徴集と言っても差し支えないやり方に反発したハイネは、他の村人の自由と引き換えに、騎士団へと入団することを決めるのです。

より広い世界を見て回りたい、転生した当初に持っていた打算もあってハイネは極光騎士団の入団試験を受けますが、属性が適合せずに不合格となり厨房の雑用係を務めることに。ですがその様子を見かねた光の勇者カレンは、ハイネを強引に連れて倒すべき人間の敵、モンスターの出現場所へと赴くのです。エーテリアル機械の登場。薄れる神々への信仰心。五大属性で対立するそれぞれの勇者。人間への干渉の在り方をきかっけに起こった創世神たちの戦争以降、世界は神々の考えを少しずつ覆しつつあるのです。

試し読みでは、モンスターを退けた光の勇者カレンが、年端も行かぬ少女としての弱さをハイネの前で晒してしまうところまでが公開されています。世界の成り立ちや神々の思惑、属性という概念と信仰に踊らされる人々と、非常に見どころの多い作品です。立場だけではなく、一人の人間として描かれるハイネはじめ、キャラクターたちの今後に注目です。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©岡沢六十四/ホビージャパン イラスト:瀬菜モナコ

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[関連サイト]

『世直し暗黒神の奔走』特設ページ

HJノベルス公式サイト

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