【日刊試読タイム】『暗極の星に道を問え』(電撃文庫)

幼稚園児に「おいっ!、おいっ!」って指差されながら笑われたのですが……。

さて、今回は電撃文庫が2017年2月10日に発売する『暗極の星に道を問え』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

人々の期待を背負って、強大なる魔王を討ち果たした少年、トウカ。しかし、彼に報いるべき王家は非情にも裏切り、少年の命を奪い取ってしまう。この日、ひとりの勇者が死んだ――。宇宙に漂う巨大な竜骸で形成された惑星。そこに生まれ、数奇なる運命に導かれる、かつて勇者と呼ばれた少年の物語。復讐の刃とともに厳しく荒れ果てた地を彷徨う彼の行く手に、希望という名の光明は差すのだろうか? いま、禁断の叙事詩(ファンタジー)が、紐解かれる――。

著者はエドワード・スミス先生。イラストはクレタ先生。エドワード・スミス先生は第18回電撃小説大賞にて「メディアワークス文庫賞」を『侵略教師星人ユーマ』で受賞し、メディアワークス文庫からデビューされた作家ですね。昨今は電撃文庫サイドでの活動が目立っているでしょうか。本作は魔王を討伐した勇者が国に裏切られるところから始まる叙事詩のようですね。試し読みでは約20ページが公開されています。挿絵も1枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

勇者に降りかかる凄絶な悲劇から物語は始まる。

主人公は片田舎に住んでいた騎士見習いの少年トウカ。右手に浮かび上がった十字星の印<魔族殺しの印>によって、勇者として見出され、魔王を討伐するに至ります。星となった竜の骸を大地とする世界にある大国・ロンドリアムの首都は勝利の歓喜に溢れ、王国の危機を救った勇者としてトウカは凱旋します。王族という身分を越え、第三王子も一人の友として、トウカを称えるのです。

大国のロンドリアムが魔族とも呼ばれる異種族「アルカ」から攻撃を受け、「魔術」という力に翻弄。さらに王国の宝である神器さえも奪われてしまい、魔族との長期戦を強いられていました。そんな危機を救い、神器も取り戻した英雄トウカは、奥ゆかしくそして優しい少年だったのです。だからこそ、自分の身に降りかかった事態を飲み込めず、苦悶の声をあげるしかなく。なぜ剣が自分の腹を貫いているのかと。

個人としてはいい友だった。だが、第三王子としては殺しておかねばならない人間だった。友であったはずのアズハールの言葉と共に、凶刃はトウカだけではなく二年余りの月日を共に修練した女剣士タチアナも、神官戦士コルザも、薬師ソヤードも、トウカに近しい騎士や兵士たちさえも次々に王軍によって殺されていくことになるのです。すべてはロンドリアムという国のためなのだと。

試し読みでは、仲間たちを殺され、自らの命も風前の灯となったトウカの姿が公開されています。なぜ魔王を討伐した勇者が殺されなくてはならなかったのか。死に瀕するトウカの下へ駆けつけた第七王女リリエラ、さらに大広間へと乱入してきた人物たち。激動の展開の先に描かれるストーリーが気になるばかりですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©エドワード・スミス/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊 イラスト:クレタ

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