【日刊試読タイム】『プロデュース・オンライン 棒声優はネトゲで変わりたい。』(ファンタジア文庫)

やっぱりギャグものは強いなと感じた今日この頃。

さて、今回はファンタジア文庫が2017年2月18日に発売する『プロデュース・オンライン 棒声優はネトゲで変わりたい。』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

憧れの“棒”声優を一人前に育ててみせる! ——ネトゲの中でね。“演技力”の高さで様々な恩恵が得られるMMORPG『エモーショナルオンライン』。主人公アオガはギルドメンバーのネーアから演技指導を頼まれる。しかし……彼女は魔法詠唱もろくに出来ない程の有名棒声優で!?

著者は田尾典丈先生。イラストははる雪先生。田尾典丈先生は第10回えんため大賞で「優秀賞」を受賞後、GA文庫刊『中古でも恋がしたい!』をはじめ、多数のレーベルで活躍している作家です。本作は『七星のスバル』とは違った形でゲームを、加えて演技を題材としたラブコメ作品のようですね。試し読みでは約65ページが公開されています。挿絵も1枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

棒なんだけど、この声は良い棒なんだよ!

主人公は放送部所属の高校2年生で元子役の長尾蒼影。VRMMORPG内においてはアオガとして、ギルド“プレイングシアター”のリーダーを務めています。ゲーム世界の住人としての演技、そしてなりきりを重視する異色のゲーム≪エモーショナルオンライン≫。世界観にそぐわない発言や行動でペナルティを受ける一方、ゲーム世界の住人になりきることができれば様々な恩恵を受ける、アオガたちはそんな世界を楽しむことを目的に遊んでいたのです。

ギルドメンバーのネーアからちょっとした相談を受けた次の日、アオガのクラスに女の子の転校生がやってきます。彼女の名前は宇佐美朱音。その正体は周囲に棒読みだと評される声優で、それでもアオガはイチオシの声優として評する兎沢響、その人。そして、ギルド“プレイングシアター”のメンバーの一人、ネーアであることを知ることになります。

現実では限定的にしか声を出せず、演技も棒と呼ばれるほど下手なネーア。そんな彼女を放送部へと誘い、実際の放送ではクラスメイト達を惹きつける魅力を持つアオガ。ネーアは演技の上達で放送部へと入部することを条件に、アオガに演技指導をお願いすることになるのです。それも限定的にしか声を出せないリアルではなくゲームの中で。演技やなりきりを重視するゲームだからこそ、はっきりと評価されるシステムを駆使し、楽しむことを目的としていたはずのギルドは演技力を高めることへと目的が変わっていくのです。

試し読みでは、ネーアの演技がゲーム世界でもマイナス補正に評されていることが発覚するまでが公開されています。“演技”をひとつのテーマとして、現実世界とゲーム世界の二軸から描く物語に注目ですね。そしてもうひとつの見どころとしては、ネーアが姉の影響を受けて、うっかり発言する下ネタっぽいワードにも注目です。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©田尾典丈/KADOKAWA 富士見書房刊 イラスト:はる雪

[関連サイト]

『プロデュース・オンライン』特設ページ

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