独占インタビュー「ラノベの素」 藍敦先生『暇人、魔王の姿で異世界へ 時々チートなぶらり旅』 ※プレゼント企画あり

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2017年2月28日にファミ通文庫より『暇人、魔王の姿で異世界へ 時々チートなぶらり旅』第4巻が発売となる藍敦先生です。シリーズは続々と重版、「月刊コミックアライブ」にて3月27日発売号よりコミカライズ連載もスタートする本作の特徴や見どころ、最新4巻の内容についてお聞きしました。

【あらすじ】

カイヴォンとリュエのぶらり旅にレイスが加わり、のんびりと園都市アキダルへと向かった三人。七星解放によって豊かになったというその地の名物は、なんと温泉! 美女二人に囲まれて旅の疲れを癒すカイヴォンだったが、そんな彼の前にセカンダリア大陸の”解放者”一行が現れる。どう見ても女の子にしか見えない少年ナオと、凛々しい女騎士スティリアと好々爺の魔導師マッケンジー。どこか憎めない一行の動向を探るべく、カイヴォンは正体を隠して彼らのパーティに加わるのだが……!? 大好評シリーズ、第四巻!!

――それでは早速ですが、自己紹介からお願いします。

(´・ω・`)らんらんは元々調理師で、今も断続しています。ハマっていることは料理と、皆さんが予想している通りオンラインゲームですね。

――あとがきでもお馴染みとなっている「(´・ω・`)」の顔文字はインタビューでも健在ですね。好んで使われていますが、何か理由があったりするのでしょうか。

(´・ω・`)この顔文字付けてないと沸点が低くなって口が悪くなっちゃうのよー。

――なるほど、インタビュー記事でこういった試みも面白いですね。ではまず、第3巻までを振り返って『暇人、魔王の姿で異世界へ 時々チートなぶらり旅』がどんな物語か教えてください。

(´・ω・`)時の流れと絆の移り変わり、そして生きる上で何を切り捨てるか、何に従うか、そんな物語ですね。けどらんらん豚だから難しい事は分からないよ。

――本作はオンラインゲームだった世界を舞台にした物語ですが、登場するヒロインキャラクターが主人公の分身とも言えるサブキャラクターという独特な位置づけが特徴だと思っています。どんな意図を込めているのでしょうか。

(´・ω・`)そうですね、作者は普段ライトノベルやアニメをあまり見ないのですが、軽く眺めただけでよく目にとまるような『ありきたりな性格のヒロインは嫌だな』という理由から、性格と見た目のギャップ等を意識していました。キャラクターの設定についても、普通の主人公とヒロインの関係に、少しだけ『家族のような』『近すぎて近づけないような』そういう葛藤部分を入れたいという思いもあります。

――無邪気で子どもっぽいところがあるリュエ、そして大人でしっかりした雰囲気のレイス。どちらも長い年月を生き、主人公の分身であるにも拘らず、随分と性格が違いますよね。

(´・ω・`)これについてですが、実は第1巻の序盤のリュエは、最近よりも少しだけしっかりしています。その理由などについては、これから物語が進むに連れて分かってくるかもしれませんね。レイスの場合はまさに、順当に年月を重ね、そして彼女の境遇に相応しい性格になったと言えるでしょう。

※近巻ではしっかり者のイメージがなくなってきている(?)リュエ

――個性的なキャラクターが集う本作ですが、主人公のサブキャラクターだけではなく、プレイヤーキャラクターや召喚された人達も存在する複雑な世界観で描かれています。少しだけ秘密を教えてください。

(´・ω・`)やーだよ♪ 今後を楽しみにしてくだし。

――(´;ω;`)ウッ……。では第2巻のあとがきで書かれていた、主人公然とした性格ではない主人公が理想の主人公像であるという点について、もう少し詳しく教えてください。

(´・ω・`)らんらんは、物事を一方向からしか捉えられないような、ヒロイックすぎる主人公が嫌いです。子供らしい、純粋な正義感というものだけで世界は回りません。らんらん自身がひねくれ者なので、今回のようなややひねくれた、そして大人げない性格になっているんです。

――かなりリアルな観点から見たヒーロー像ですね。それでは第4巻のストーリーの見どころについて教えてください。

(´・ω・`)そうですね、表面上はダンジョン攻略、休息、温泉と分かりやすいイベントで彩られていますが、細かい所に未来に向けての布石を多く打った話となっています。是非とも、物語の未来を想像しながら読んで頂けたら、と思います。

――本作でお気に入りのキャラクターやシーンについて教えてください。

(´・ω・`)らんらんのお気に入りはレイスさんですね。彼女との出会いから仲間に加わるまでの一連の話には、特に力を入れていました。

――書籍化によってイラストも多く描かれてきました。お気に入りの1枚があれば教えてください。

(´・ω・`)先程も答えた通り、レイス関連の一連のイベントが特に気に入ってるので、レイスが泣きながらカイヴォンに抱きつく挿絵が一番気に入っていますね。

※カイヴォンとレイスが共に歩むことを決意するシーン(第3巻より)

――本作はWEB発の作品ですが、小説を投稿しようと思ったきっかけは何だったのでしょう。

(´・ω・`)転職して地元に帰ってきたら、昔の友人が今も小説家を目指してWEB投稿をしていたので、そろそろ諦めさせるために『じゃあらんらんがもし投稿して、キミより良い結果出せたら諦めて仕事に集中しろ』と、そういった理由で投稿しました。ちなみにライトノベルや小説は、読んだことも買ったこともありません。作家を目指した事も一度もありませんし、ちゃんとした話を書いたのもこれが初めてです。『素人に負けたらさすがに諦めてくれるだろう』という思いが最初にありました。

――かなり珍しい執筆動機ですね。そこから見事書籍化を果たすに至っています。書籍化のお話を受けた時の印象を教えてください。

(´・ω・`)友人達とカラオケをしてる最中に突然……。書籍化については『この調子だとありえるな』とは話していたのですが……。幾つかオファーを頂いたのですが、その中でもやはりゲームが好きという理由から『ファミ通』という文字に引かれましたね。

――WEB版と書籍版に違いはあるのでしょうか。

(´・ω・`)WEB版と書籍版は、大まかな流れこそ同じですが、細々としたイベントを綺麗に正し、そして綺麗にまとまった分空いたスペースに、新たなイベント等をぎゅっと詰め込んでいます。毎回全編新たに書き直していますので、WEBを読んでいる皆さんも新鮮な気持ちで読めると思います。

――そして獅童ありす先生作画のコミカライズもいよいよスタートします。

(´・ω・`)コミカライズのお話がきた時も『ああ、やっぱりな』という気持ちが少しだけありました。もともと、作中のイベントのスパンも少しだけそういうのを意識していたので、驚き半分、うまくしてやったぞ、という気持ち半分でした。(´^ω^`)ニチャア……

※2017年3月27日発売の「月刊コミックアライブ5月号」より連載開始

――コミカライズも楽しみな本作ですが、今後の物語の展開について教えてください。

(´・ω・`)そうですね、これまで登場したキャラクターは勿論登場します。そして、平和なぶらり旅にも、山あり谷ありと、少しずつ試練も増やしていこうと考えています。らんらんキャラクターに対する愛が強いからね、たとえ辛い目にあっても、絶対に乗り越えて幸せな結末に至りますよ。

――作家としてこれからの目標や野望があれば教えてください。

(´・ω・`)とりあえず、この物語を最後まで完結、そして書籍化させたいという思いがあります。そしてこの作品そのものは、作者的には前哨戦のような、序章のようなものだと思っています。『世界と物語をどんどん広げていきたい』それが野望ですね。

――本作のファン、そしてこれから本作を読もうと思っているみなさんへ一言お願いします。

(´・ω・`)読め。買え。

――本日はお忙しい中ありがとうございました。

(´・ω・`)謝礼のどんぐりはまだなの?

<了>

カイヴォンとリュエの旅路にレイスを加えた一行。次の物語へ繋がる第4巻が発売となる藍敦先生にお答えいただきました。待望のコミカライズもいよいよスタートする『暇人、魔王の姿で異世界へ 時々チートなぶらり旅』第4巻も必読です!

『暇人、魔王の姿で異世界へ』最新4巻発売記念プレゼント企画!

藍敦先生の直筆サイン入りのサイン本第1巻を、抽選で3名の方にプレゼントいたします。

応募方法はとても簡単。応募対象期間となる2017年2月26日(日)~3月1日(水)の期間中にTwitterで本インタビュー記事をツイート、またはリツイートするだけ。抽選で3名様に「ラノベニュースオンラインのツイッターアカウント(@lnnews)」よりDMにてご連絡させていただきます。応募を希望される方は、ラノベニュースオンラインのツイッターアカウントのフォローをお願いします。

※当選発表は当選連絡のDMにて代えさせて頂きます。

※当選者の方へはプレゼント郵送先の住所や氏名等の情報をお伺いいたします。

※プレゼントの発送はファミ通文庫編集部様より実施するため、頂戴した情報はファミ通文庫編集部様へ共有させていただきます。

©藍敦/KADOKAWA エンターブレイン刊 イラスト:桂井よしあき

[関連サイト]

『暇人、魔王の姿で異世界へ』特集ページ

ファミ通文庫公式サイト