刊行から28年の超ロングランシリーズに幕 コバルト文庫刊『破妖の剣』シリーズが堂々の完結

2017年3月1日に発売となったコバルト文庫刊『破妖の剣6 鬱金の暁闇30』にて、『破妖の剣』シリーズが完結を迎えた。本作は人々が「魔性」と呼ばれる存在に脅かされる世界を舞台に、破妖の剣士・ラエスリールの旅立ちから始まる物語としてスタート。シリーズ累計は400万部を突破しており、1989年から続いたファンタジー超大作だ。そして28年の長きに渡って続いた物語は、2017年3月1日に幕を下ろした。

完結にあたり本作の完結記念特集サイトも公開。著者である前田珠子氏は「ようやく、ここにたどり着くことができました……」の冒頭の言葉からメッセージを公開。長らく同シリーズのイラストを担当していた小島榊氏のイラストメッセージもあわせて公開されている。さらに本作のキャラクター人気投票企画やプレゼント企画もスタートしするなど、記念企画が目白押しとなっている。

【人気投票期間】

2017年3月31日(金)まで

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人気投票の結果は、2017年5月1日に発表が予定されている。また、『破妖の剣』の人気キャラクターが学園モノで大暴れする「破妖★学園」の特別描き下ろし漫画も完結を記念して掲載されているほか、雑誌Cobaltの1997年12月号に掲載された特集記事も蔵出し解禁された。

ライトノベル作品で28年もの長期にわたってシリーズ刊行されている作品は、同じく1989年からシリーズをスタートさせた『フォーチュン・クエスト』シリーズ(現在も電撃文庫より刊行中)など、本当に一握りと言ってもいい。長い間、読者の支持を獲得し続けることは決して容易ではなく、ここ数年の加速度的なエンターテイメントコンテンツの増加などからも、ロングスパンで支持を得続ける作品が生まれにくくなっているのも実情だろう。だからこそ逆に、読者に長く愛され続ける作品が誕生することに期待も寄せられる。28年もの間、読者に愛され続けてきた作品を、この機会にぜひ読んでみてもらいたい。

©前田珠子/集英社 イラスト:小島榊

[関連サイト]

『破妖の剣』シリーズ完結記念特設サイト

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