【日刊試読タイム】『編集さんとJK作家の正しいつきあい方』(ファンタジア文庫)

お役所仕事に憤慨した!

さて、今回はファンタジア文庫が2017年3月18日に発売する『編集さんとJK作家の正しいつきあい方』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

バイトラノベ編集者の冴原吹雪(17歳)。彼は7年ぶりの大賞作家、竜園寺美沙を担当しているが……「冴原吹雪は私のご主人様です♪」ヒロインになりきるトンデモ執筆スタイルの美沙に担当以上の関係を求められ!?

著者はあさのハジメ先生。イラストは6U☆先生。あさのハジメ先生は第5回MF文庫Jライトノベル新人賞にて「最優秀賞」を『まよチキ!』にて受賞し、TVアニメ化なども行われている人気の作家です。本作は、ラブコメを作家と編集とが一緒に作っていく、作家モノのラブコメ作品のようですね。試し読みでは約55ページが公開されています。挿絵も3枚確認できるので、早速チェックチェック!

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作家には変人が多い。

主人公はアルバイトでライトノベルの編集もしている高校生、冴原吹雪。ラブコメもののラノベが好きだったことと、実の姉がラノベ編集者だったことから、姉に憧れて編集部の門を叩きます。最初の一ヶ月は雑務をメインに出版社の仕事に携わっていたのですが、いわゆる地雷編集である上司の下についてからは、高校生でアルバイトながらも一編集者として仕事をするようになるのです。周囲の編集者からは表情筋が死んだだの、ロボットのと言われる社畜予備軍となっていくのです。

富士の樹海でサバゲに勤しむ作家を確保するのも編集の仕事。吹雪は着実に仕事をこなす一方、上司からは別の仕事が次々と降りてきます。そんな吹雪の次の仕事は、FF文庫で七年間受賞のなかった「大賞」を受賞した作家との初顔合わせ。ラブコメ好きを公言する吹雪も思わず唸った現代ラブコメを描き、見事受賞を果たした作家だったのです。四ケ月もの間、上司が作家への連絡を忘れていたのは秘密です。

そして、受賞作家・祓島沙英こと竜園寺美沙が、吹雪を呼び出してもらった理由。それは「私に恋愛(ラブコメ)を教えて」というものだったのです。さらに、受賞作をちまちま改稿するのではなく、一から原稿を書き直すという無謀なオーダーを与えられることになるのですが、作家から原稿を取ってくることが編集の仕事である、この一言に吹雪も覚悟を決めることになります。ヒロインを演じることで、ヒロインの気持を理解しようとする作家との二人三脚の物語作りがはじまるのです。

試し読みでは、ヒロインらしく振る舞う美沙が内心では恥ずかしがり悶絶しながらもヒロインを演じようとするところまでが公開されています。ヒロインを演じる作家に始まり、禁断の兄妹愛にご執心なWEB作家など、変人と言わしめる作家が次々に登場する本作。高校生作家&高校生編集の二人三脚のストーリー作りの行方はとても期待ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©あさのハジメ/KADOKAWA 富士見書房刊 イラスト:6U☆

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