【日刊試読タイム】『クラスのギャルとゲーム実況』(ファンタジア文庫)

すっかり夏ですね(違)。

さて、今回はファンタジア文庫が2017年4月20日に発売する『クラスのギャルとゲーム実況』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

スクールカースト最上位、駒形花の秘密……それは、実況界の誰もが知る人気ゲーム実況者!? あの日から、普通の高校生だった俺の生活は一変する——残念ギャルゲーマーと始める自堕落ゲーム生活、実況開始!

著者は琴平稜先生。イラストはぺらぐら先生。琴平稜先生は第24回ファンタジア大賞「金賞」を『勇者リンの伝説』にて受賞し、デビューされた作家です。本作はゲームの実況を趣味にする平凡な高校生と、人気ゲーム実況者(=クラスのギャル)との邂逅から始まるストーリーのようですね。試し読みでは約90ページが公開されています。挿絵も3枚確認できるので、早速チェックチェック!

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ヒメリカちゃのことが、世界で一番大好きなの!

主人公はゲームの実況動画を配信している高校生、大和宗彦。中学二年生の時に初めて出会ったゲームの実況動画に感銘を受け、自分でもゲームの実況をするようになります。とはいえ、再生数はせいぜい五百が関の山。再生数をなんとか伸ばしたいと頭を悩ませたりもしますが、気恥ずかしく周囲には内緒にしているため相談を行う相手もいません。それでも自分の好きなことを続ける平凡な毎日を送っていたのです。

宗彦は今日も今日とて、自分の後に現れたフローラと呼ばれる女性実況者が配信する動画に目を止めます。ゲームの腕前はとんでもなくポンコツなのに、ファンからいらない子と呼ばれているゲームのキャラクター・ヒメリカをこよなく愛する姿と、黄色い嬌声で多くのファンを獲得し、あっという間に有名実況者の仲間入りを果たしていました。もやっとする、そんな嫉妬にも似た感情を宗彦は抱きながらも、おもしろいその動画をついつい視聴してしまうのです。

そんなある日、ゲーム実況者のフローラから相談したいことがある、と連絡を受けることになります。思わぬ形で近所に住んでいることを知られ、宗彦はフローラと直接会うことに。待ち合わせ場所ではヒメリカの勝利ポーズで注目を集める一人の少女。それはクラスの上位に位置するギャル集団、その頂点にいる駒形花その人だったのです。自分の力でヒメリカを勝利させるため、ゲームの腕前を上達させてほしいと頼むフローラこと駒形花は、その引き換えに宗彦を有名実況者にすると協定を結ぶことになるのです。

試し読みでは、駒形花のゲームの腕前が演技でもやらせでもなく単純に絶望的だったところまでが公開されています。そんなフローラのゲームの腕前をなんとかしようと、宗彦はとある実況者に相談を持ちかけ、物語はさらに加速していくことになります。ただ、プロローグの描写が不穏に過ぎる点が気になるんですよね……。プロローグを除くと非常に楽しく描かれている作品なので、先の展開にも注視です。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©琴平稜/KADOKAWA 富士見書房刊 イラスト:ぺらぐら

[関連サイト]

ファンタジア文庫公式サイト