オリジナルインタビュー「ラノベの素」。幾谷正先生『神童機操DT-O』

オリジナルインタビュー「ラノベの素」。今回は「神童機操DT-O」で第一回講談社ラノベ文庫新人賞優秀賞を受賞された幾谷正先生です! 熱いお話を聞かせていただきました。DT-0かっこいい!

第一回講談社ラノベ文庫新人賞〈優秀賞〉受賞作品

神童機操DT-O phase01

著:幾谷 正 キャラクターデザイン:御山ロビ

メカニックデザイン:井上真有樹

あらすじ

【謎のテロ組織】による攻撃に遭った天童貞臣の前に降ってきた巨大な人型兵器―型式コード【DT-0】。ある“条件”を満たした者でないと操縦不可能なこの機体に、成り行き上搭乗した貞臣は、初陣ながらも見事敵を撃退してみせた。戦い終えて貞臣が帰投した場所、そこは数多の人型兵器を擁して【謎のテロ組織】と戦う特務機関【Artemis】。敵との因縁、DT-0の秘密を知った貞臣は迷いながらも自らの道を貫くがため、DT-0の操者として戦う決意をする。そして再び敵襲が始まって…!! 

プロフィール:幾谷正

平成元年生まれ。名古屋の某工業大学の五年生。

単位を犠牲に奉げることでラノベ作家デビューに成功したがそのことを親に話したら怒られた。現在は六年目の卒業に向けて奮闘中。ガンダムだとXが好きで、初めて買ったBD‐BOXが『ZEGAPAIN』という典型的なアレ。

――この度は受賞おめでとうございます。

ありがとうございます! 最初に『おめでとうございます』をいただいてから、もう数カ月も経ってるなんて、ちょっと信じられないですね。

――読者の皆さんへ簡単な自己紹介と、どんな学生時代を過ごしていたかを教えてください。

中学時代はSFCのスパロボにはまり、高校時代は毎週のようにレンタルビデオ店に通って一本50円でロボットアニメのビデオを片っ端から借りて見て、大学に 入ってからはろくに学校に通わず大学近くの市立図書館で一日中本を読んでいるという、今考えればなるべくしてなったというような学生生活を送っていました。 現在は大学五年生として、貯まったツケを返済している真っ最中です。

――平成元年生まれということは23歳なんですね。

実は早生まれなのでまだ22歳なんです。生まれたのが平成に年号が変わってすぐだったので、飲み会では「平成生まれです!」と言ってウケを取ってました(笑)。

――あれ? 幾谷先生もしかしてリア充なんじゃ・・・?

いやいや。そもそも男しかいない漫研サークルですからリア充ではございません。

――じゃあ大丈夫ですね(笑)。さて、受賞の知らせを聞いたときの気持ちを教えてください。

最終選考に残ったと連絡をいただいた時は、『絶対何か騙されてる』と真っ先に疑ってしまいました。それか、何かの手違いじゃないかと。実は本作と別にもう 一つ作品を応募していて、そっちと取り違えたんじゃないかと真剣に疑っていました。そちらの作品はまあ、普通に一次で落ちていたんですが。

――最終選考に残ったと聞いた後、誰に伝えましたか? 

高校時代からずっと、同じ文芸部で物を書いてきた友達で、あいつには絶対話さないといけないと真っ先に思ったんですね。嫉妬されたりして関係が悪くなった ら……と多少不安に思いましたが、彼が自分のことのように喜んでくれたのが一番嬉しかったです。そこでやっと結果を出したんだという実感を持てました。

――とても面白いですね、DT-0。熱いです。そして男だらけですね。

そうなんですよねー。本当に選考残ったというのが信じられなくて(笑)。

さっきも言いましたけど、女の子が結構出てくる普通っぽい作品も同時に送ってたんです。『あっちを落としてDT-0を通してくるとは、わかってるなー講談社』、とか呑気に思ってたんですが気付いたらこんな事に(笑)。

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