【日刊試読タイム】『暴血覚醒《ブライト・ブラッド》』(GA文庫)

そろそろ半袖でもいいのかもしれません。

さて、今回はGA文庫が2017年5月15日に発売する『暴血覚醒《ブライト・ブラッド》』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

「血剣!」「血槍!」「そんな小学生の教科書に載ってる血魔法が通用すると思って?」 池田弥彦は、血液を自由自在に操る力《血魔法》を学ぶエリート一貫校、赤百合学園の男子一期生。日本で初めて男にも門戸が開かれたこの女の園に、勇んで入る池田と男子生徒たちだったが、ここは――「男子の皆さん。これから三年間、女子の奴隷になって貰いますわ」「力こそが絶対」の魔窟だった!? 学年主席で男子嫌いの藤堂率いる女子たちが仕掛ける幾多の横暴。池田は孤立していた少女・如月灯花と共に一大反抗戦を挑むのだが――!? 熱き血潮が弾け飛ぶ、血まみれの青春学園異能バトル、開幕!

著者は中村ヒロ先生。イラストは加藤いつわ先生。中村ヒロ先生は第8回GA文庫大賞「奨励賞」を本作にて受賞し、デビューされる作家です。本作は女子に虐げられる男子高校生たちを描いた血と涙と魔法の異能バトルストーリーのようですね。試し読みでは約42ページ相当が公開されています。口絵が3枚確認できるほか、挿絵も2枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

女子に立ち向かえ男の子――「さて皆さん。虐殺の始まりですわ」

主人公は日本で初めて血魔法(ブラッドノア)を男が学べる学校に入学した高校生、池田弥彦。元女子校で試験導入された男子クラスは四十人の1クラスのみという夢のハーレム状態なのです。血魔法も恋愛も頑張ろうと一緒に入学した親友と決意した一週間後、新入生総代を務めたお嬢様、藤堂綾子に血魔法使い同士の模擬戦『血戦』を持ちかけられるのです。男子と女子の交流という体のいい言葉にテンションを高める男の子。ここは「天国」に違いないと、そう男子たちは錯覚してしまっていたのです。

とはいえ、急に『血戦』を持ちかけてきた女子にぼんやりとした嫌な予感を感じた弥彦でしたが、周囲の「大丈夫だ」という言葉、そして女子は男子の半分以下で戦うという条件や、勝者は敗者に命令することもできるという甘言に、思春期真っ只中の男子のテンションが上がらないわけもなく。浮足立った男子たちは、その『血戦』を受けることにするのです。「地獄」が始まろうなど知る由もなく

初めての『血戦』であったということ、そして勝利の先に見える桃色展開に思考を染め上げていた男子たちは、四十対十という圧倒的な戦力差をもって早々に突撃を敢行します。勝利しか見えていない男子、しかし次の瞬間、辺りは血の海と化していたのです。唖然とする弥彦に、女子たちは演技という仮面を次々に剥がし、豹変していきます。そして自分たちはまんまと騙されたことに気付くのです。女子に交流の意思などなかったということを。女子は自分たち男子を生徒ではなく「奴隷」にしてしまおうという恐るべき計画を練っていたということに。

試し読みでは『血戦』であっさりと敗北し、男子四十人が女子の奴隷として過酷な学園生活を強いられるところまでが公開されています。血闘値で女子に劣る男子たちが一矢報いることはできるのか。子鹿のように恐怖に震える男子たちは、夢描いた高校生活を取り戻すために叛逆できるのか――――できないかもしれません。世の虐げられ系男子たちに必読の1冊の予感です。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©中村ヒロ/SBクリエイティブ イラスト:加藤いつわ

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