【レポート】「グレンがどんどん格好良くなっていく!」『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』先行上映会イベント

2017年4月1日(土)に角川シネマ新宿で開催されたTVアニメ『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』先行上映会イベントの模様をお届けする。本イベントでは既にTVアニメ放送もスタートしている『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』第1話と第2話の先行観覧、ならびにメインキャスト陣によるトークショーとアーティストによるミニライブが行われた。会場は終始笑いと熱気に包まれ、大きな盛り上がりをみせただけではなく、本作の期待を大きく高めるイベントとなった。

●『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』第1話&第2話を上映

本イベントは『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』の上映からスタート。第1話「やる気のないロクでなし」と第2話「ほんのわずかなやる気」の先行上映が行われた。第1話はコメディ要素も多い印象で、やる気のないグレンの姿が終始描かれた一方、第2話では講師としての一面を覗かせただけでなく、少しだけやる気をみせた格好いいグレンの姿も描かれた。第1話と第2話ではグレンの印象が大きく異なる内容となり、上映終了後は拍手が会場を包み込んでいた。

●メインキャストの3名が登壇 上映された第1話と第2話を振り返る

上映終了後、ステージにはグレン=レーダス役の斉藤壮馬さん、システィーナ=フィーベル役の藤田茜さん、ルミア=ティンジェル役の宮本侑芽さんの3人が登壇した。先日開催された「Anime Japan2017」も同じメンバーでステージを実施していたこともあり、藤田茜さんは「お久しぶりという感じがまるでしない」と語り会場を沸かせた。

3人は早速先行上映の内容を振り返り、藤田茜さんと宮本侑芽さんは第2話のグレンが格好良かったと称賛。第1話だけを見た時に感じてしまうグレンの格好悪すぎる問題について、第2話でその印象が大きく変わることを熱く語った上で、「だからこそ今日は第2話まで上映したに違いない」と会場の笑いを誘っていた。斉藤壮馬さんも「1回くらいは女子更衣室に入らないとね」と会場を盛り上げながら、「第1話ではいかにグレンのロクでなしな感じを伝えられるかどうかが大事だと思っていた」と語った。第1話におけるコメディパートは制作スタッフもこだわっていたと明かし、キャスト陣も様々なバリエーションでリアクションを試行錯誤していたようだ。そんなアフレコ現場では、マイクの前に立つ斉藤壮馬さんから発せられるリアクションやセリフのギャップが非常に印象的だったと女性キャスト陣は笑みを浮かべながら語った。また3人はセリカ=アルフォネアの詠唱シーンにも言及。演じる喜多村英梨さんの早口詠唱が、早送りなどではなくそのまま使われていることに驚きを隠せない様子だった。

そして生徒からの信頼を失ったまま始まる第2話の冒頭。ロクでなしの状態が続いていたとしながら、見どころとしてグレンとシスティのやり取りを3人は挙げた。講師としての片鱗を見せる第2話のグレンを演じるにあたって、斉藤壮馬さんは「魔術にいい印象を持っているわけではないが、それはグレン個人の問題。システィたちにマイナスのイメージを持っているわけではなく、貶めたり傷つけようとしているわけではないことを忘れないようにした」と語った。また、毅然な態度で振る舞うシーンも描かれたシスティとルミアについて、「襲われるシーンはシスティの本当の性格が見えてくる場面のひとつ。簡単に落ちたと言われるけど、女の子としてすごく頑張った結果だと思う」と藤田茜さん。「ルミアだからこそ毅然とした態度で名乗り出ることができたと思う。自分では難しいかもしれない」と宮本侑芽さんはそれぞれ演じたキャラクターへの想いを語った。また、テロリストとして登場したキャラクターの使用する短縮詠唱「ズドン」が、そのキャラクターの愛称として使われていることも語り、トークショーの最中も幾度となく「ズドン」が発せられ、会場は大きな笑いに包まれていた。

●自分自身を表す言葉に「子供」の登場でざわめいた会場

続いては、3つの言葉で説明する企画「三節詠唱で、説明してみな!」がスタートとなり、キャスト3名はそれぞれ自分自身を3つの言葉に置き換えた。斉藤壮馬さんは「本・酒・ズドン!」の3つ。本やお酒が大好きであると語ったほか、印象的だった「ズドン!」がそのまま採用されていた。

藤田茜さんは「食う・寝る・眠る」の3つの言葉を用いた。寝ると眠るの2つが一緒であることを指摘されながらも、何よりも寝ることが大好きなのだと語り、会場は大きな笑いに包まれた。また食べることも大好きとのことで、一番好きな食べ物はチョコレートだと語った。

最後に宮本侑芽さんは「部活・辛党・子供」の3つの言葉で自身を表現。子供というワードに会場が一瞬どよめくも、公園に行けば見ず知らずの子供たちと一緒になって遊ぶほど、子どもが大好きであると語った。また大学では演劇部に所属しており、とにかく部活が大好きで学科に友達ができないということも赤裸々に語っていた。

●鈴木このみさんOPテーマ「Blow out」をミニライブで初披露

イベントも終盤に差し掛かると、本作のOPテーマアーティストである鈴木このみさんが3人に代わって登壇。主人公グレンの気持を歌った曲として初披露となる「Blow out」を熱唱した。曲には絶望や迷いや葛藤といったグレンの気持ちが盛り込まれ、それらを払しょくする力強い楽曲で、会場はライブハウスさながらの大きな盛り上がりに包まれた。また、オープニングテーマはアニメの第1話と第2話では流れないことも明らかとなり、どのタイミングでお披露目となるのかにも今後注目が集まりそうだ。

イベントも最後となり、あらためてゲストの4人が登壇。宮本侑芽さんは「コミカルな面とシリアスな面のどちらにも面白いが詰まっている」と語り、藤田茜さんは「グレンがどんどん格好良くなっていく。そしてシスティやルミアをはじめクラスのみんなが成長する姿を見ることができる物語」とそれぞれ語った。斉藤壮馬さんも「原作が好きな方もアニメからの方もいろんな角度でいろんなキャラクターのいろんな側面が楽しめるので期待してほしい」と語り、イベントを締めくくった。

第1話と第2話で大きなギャップもあり、様々な角度で物語を楽しむことができそうな本作。TVアニメ『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』は好評放送中なので、引き続き楽しんでもらいたい。

© 2017 羊太郎・三嶋くろね/株式会社KADOKAWA/ロクでなし製作委員会

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TVアニメ『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』公式サイト

『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』原作特設ページ

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