MFブックス刊『盾の勇者の成り上がり』のアニメ化が決定 MFブックスのアニメ化第一弾として始動

シリーズ累計120万部を突破するMFブックス刊『盾の勇者の成り上がり』のアニメ化が発表された。MFブックスからは初のアニメ化タイトルとなる。本作は昨年、ラノベニュースオンラインのアクセスデータから調査を行った「今、アニメ化が俄かに期待されているライトノベル5選」でも取り上げられた作品となっており、多くのライトノベル読者がアニメ化に期待を寄せていたシリーズとなる。主人公は4人の勇者の一人、盾の勇者として召喚されるも、盾しか装備できないことを理由に軽んじられ不条理の渦中に身を置くこととなる。その不条理から何度も這い上がる主人公の姿が本作の魅力のひとつと言えるだろう。コミカライズ、そしてドラマCDブックレット化も行われていた人気作品が、いよいよアニメとして動き出す。

【原作小説第1巻あらすじ】

盾の勇者として異世界に召喚された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、勇者としての名声と金銭を一度に失ってしまった。……なぜ、俺だけがこんな目に遭うんだ!? 不信。疑念。猜疑心。世界中のすべてが敵だ! 他者を信じられなくなった尚文だったが、そんな彼の前に、一人の少女が現れて……!? 苦悩の果てに、彼が手にしたものは一体何なのか!? これは一人の男が、絶望の底から這い上がって行く軌跡を描いた成り上がりファンタジー!

また、アメリカ・ロサンゼルスで開催される「Anime Expo 2017」にて、PVのお披露目も予定されており、現地時間2017年7月1日(土)に公開される。ドラマCDでは主人公の岩谷尚文役を鈴木達央さん、ラフタリア役を堀江由衣さんが演じていた。アニメ化にあたりキャスト情報も大きな注目を集めることになりそうだ。

そして気になる点がもうひとつ。それは本作がMFブックスの「アニメ化第一弾」として発表された点だ。あえてナンバリングの上で公表されたということは、第二弾、そして第三弾と続く発表にも期待が寄せられるというもの。MFブックスにはシリーズ累計130万部を突破する『無職転生』(2017年3月時点)、シリーズ累計60万部を突破する『フェアリーテイル・クロニクル』(2017年5月時点)、シリーズ累計55万部を突破する『八男って、それはないでしょう!』(2016年8月時点)などの人気シリーズも多い。実際に次の発表が行われるかどうかはわからないが、楽しみにしていきたいところだ。

アニメ化が決定した『盾の勇者の成り上がり』。まだ本作に触れたことのない読者は、この機会にぜひ手に取ってみてもらいたい。『盾の勇者の成り上がり』は、MFブックスより第17巻まで発売中。

(C)アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

©アネコユサギ/KADOKAWA メディアファクトリー刊 イラスト:弥南せいら

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