メディアワークス文庫刊『博多豚骨ラーメンズ』のTVアニメ化が決定　2016年には『デュラララ!!』とのコラボも

2017/07/10 アニメ

2017年7月25日に第7巻が発売となるメディアワークス文庫刊『博多豚骨ラーメンズ』のTVアニメ化が発表された。本作は第20回電撃小説大賞にて電撃文庫刊『ゼロから始める魔法の書』と共に「大賞」を受賞した作品で、人口の3％が殺し屋の街・博多を舞台にした殺し屋たちの群像劇を描く。2016年には電撃文庫刊『デュラララ!!』とのコラボ小説の連載を「電撃文庫MAGAZINE」にて実施、10月に文庫として発売もされていた。コラボ小説の執筆は本作の著者・木崎ちあき氏が担当していた。レーベルは違えど、『ゼロから始める魔法の書』に続き、第20回電撃小説大賞「大賞」受賞作が立て続けにアニメ化を果たすことになる。

第20回電撃小説大賞＜大賞＞受賞作品

人口３％が殺し屋の街・博多で、生き残るのは誰だ──!?

【第1巻あらすじ】

「あなたには、どうしても殺したい人がいます。どうやって殺しますか？」　福岡は一見平和な町だが、裏では犯罪が蔓延っている。今や殺し屋業の激戦区で、殺し屋専門の殺し屋がいるという都市伝説まであった。福岡市長のお抱え殺し屋、崖っぷちの新人社員、博多を愛する私立探偵、天才ハッカーの情報屋、美しすぎる復讐屋、闇組織に囚われた殺し屋。そんなアクの強い彼らが巻き込まれ、縺れ合い紡がれていく市長選。その背後に潜む政治的な対立と黒い陰謀が蠢く事件の真相とは──。そして悪行が過ぎた時、『殺し屋殺し』は現れる──。

また、TVアニメ化の決定に伴い、感想ツイートキャンペーンもスタート。第1巻から発売となる第7巻まで、どの巻の感想でも構わない。感想応募者の中から入選した2名にはサイン入り第7巻カバー色校正紙のプレゼントも行われる。応募期限は2017年7月31日（月）までとなっているので、特集サイトを確認してどんどん応募しよう。

TVアニメの放送時期をはじめとした詳細情報は、今後の続報を楽しみに待ちたい。また、本作は「月刊Gファンタジー」にてコミカライズも連載中となっている。TVアニメ化が決定したこの機会に、原作小説とあわせて読んでもらいたい。メディアワークス文庫刊『博多豚骨ラーメンズ』は第6巻まで発売中。最新7巻も2017年7月25日に発売する。

©木崎ちあき／KADOKAWA　アスキー・メディアワークス　イラスト：一色箱