ヒーロー文庫刊『薬屋のひとりごと』の2誌目となるコミカライズ連載が決定 作画は倉田三ノ路氏が担当に

現在、第6巻まで発売しているヒーロー文庫刊『薬屋のひとりごと』の新たなコミカライズが発表された。同作は2017年5月より「ビッグガンガン」にてコミカライズの連載をスタート。このたび「サンデーGX」でもコミック化されることになった。本作は小説投稿サイト「小説家になろう」発の作品で、宮中で下働きをする元薬屋の少女・猫猫(マオマオ)が、持ち前の好奇心と知識欲、そしてほんの少しの正義感をもって、宮中のとある噂話を耳にするところから始まる物語。2誌目にあたるコミカライズの作画は倉田三ノ路氏が担当することも明らかとなっている。連載は2017年8月19日に発売する「サンデーGX2017年09月号」より開始となる。

【あらすじ】

宮中に名探偵誕生! とある大国の後宮に売り飛ばされた薬屋の少女・猫猫(マオマオ)。 仕方なく下女をしていた彼女だが、あるとき帝の子どもたちが次々と不審死することを知って…?

異なる作画担当者により、多誌に渡ってコミカライズが同時展開される作品は電撃文庫刊『キノの旅』がひとつ身近な例と言える。多誌に渡ることによるメリットは、より広範な読者に作品を知ってもらい、ファンとなってもらうことができる点だ。もちろん、雑誌も新たな読者を獲得できるというメリットがある。刊行誌だけではなく出版社ごとにも読者層は必ずしも同一ではないことを考えると、新たな読者層の獲得に向けて、今後も複数誌に渡るメディアミックスが増加する可能性は十分あるといえる。

「サンデーGX」版では、サブタイトルも付き「薬屋のひとりごと 猫猫(マオマオ)の後宮謎解き手帳」となる。来月より2誌同時の展開がスタートする『薬屋のひとりごと』。コミカライズの多角的展開が発表されたこの機会に、ぜひ原作小説も読んでもらいたい。『薬屋のひとりごと』は、ヒーロー文庫より第6巻まで発売中。

©日向夏/主婦の友社 イラスト:しのとうこ

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