笑えるライトノベルを読もう! ラノベニュースオンラインアワード2017年上半期「笑った部門」選出作品をご紹介

スポーツの珍プレーから芸人のコント、ちょっとした仕草や何気ないフレーズなど、様々な場所に落ちている「笑いのツボ」。声をあげて爆笑することもあれば、思わず吹き出してしまうようなものまで、笑いの種類も様々だ。笑いは大切で、少し沈んだ気分もあっという間に吹き飛ばし、楽しい気持ちにしてくれる。そんな感覚を、ぜひライトノベルでも味わってもらいたい。ラノベニュースオンラインアワード2017年上半期より、読者が実際に読んで「笑った」と感じた作品が選出される「笑った部門」のノミネート作品を、振り返って紹介する。2017年上半期で当該部門に選出された作品は6タイトル。常連のタイトルから気鋭の新作まで、いずれの作品も笑わずにはいられない展開が読者を待っている。楽しい気分を味わいたい方は、笑ったと評された作品に注目してもらいたい。

2017年上半期「笑った部門」選出作品

俺を好きなのはお前だけかよ(電撃文庫)

1月刊行作品からは電撃文庫刊『俺を好きなのはお前だけかよ』の第4巻が「笑った部門」に選出された。コミカライズもスタートしており、まさに絶好調の渦中にある作品と言っていいだろう。第1巻で剥がれ落ちてしまう主人公の二面性を筆頭に、その小賢しい立ち回り、各キャラクターの設定そのものでも楽しめる展開が続いている作品だ。ジョーロの上位互換であるホースの登場巻でもあり、この設定だけで笑えてしまえるのがズルい。

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語(GA文庫)

2月刊行作品からはGA文庫刊『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』の第1巻が「笑った部門」に選出された。第8回GA文庫大賞にて「優秀賞」を受賞した作品が見事本部門で選ばれている。常識の埒外の村から都会へと飛び出した純粋無垢な主人公が織り成す「勘違い」をベースに、常識とのあり得ないギャップで笑いを誘う作品となっている。それでも主人公は自分のことを落ちこぼれだと思っているので、なお周囲からしてみると性質が悪いのである(良い意味で)。

ゲーマーズ!(ファンタジア文庫)

3月刊行作品からはファンタジア文庫刊『ゲーマーズ!』の第7巻が「笑った部門」に選出された。2017年7月よりTVアニメ放送もスタートしている本作は「笑った部門」の常連作品と言ってもなんら差し支えない。ボタンを2個も3個も掛け違えるかのごとく、繰り返される掛け合いの応酬は読者を笑いの渦に巻き込むことは必定。彼ら彼女らのラブコメの行く末は果たしてどこにあるのか、笑いながら追いかけていきたい作品だ。

友人キャラは大変ですか?(ガガガ文庫)

4月刊行作品からはガガガ文庫刊『友人キャラは大変ですか?』の第2巻が「笑った部門」に選出された。本作も「笑った部門」の常連作品になりつつある注目のシリーズ。第1巻に引き続き選出されている本作は、主人公的存在の友人キャラとして、自らの存在をコントロールする助演のプロ……だったはずなのだが、その立ち回りがどんどん出来なくなって追い詰められていく。友人のプロとしての苦悩と、その打開を目指して奔走する姿は笑えること間違いない。

この素晴らしい世界に祝福を!(スニーカー文庫)

5月刊行作品からはスニーカー文庫刊『この素晴らしい世界に祝福を!』の第11巻が「笑った部門」に選出された。TVアニメシリーズでもそのギャグ的展開から親しまれている本作。選ばれた第11巻ではめぐみんの妹、こめっこによる無双展開が読者の笑いを引きずり出したのだろう。アニメの新企画や公式外伝の刊行など、笑いだけではない話題も尽きない本作に注目だ。

道-MEN 北海道を喰いに来た乙女(ダッシュエックス文庫)

6月刊行作品からはダッシュエックス文庫刊『道-MEN 北海道を喰いに来た乙女』が「笑った部門」に選出された。『ベン・トー』のアサウラ氏が放つ新シリーズ。独立国家・北海道を舞台に、工作員として捕縛された少女の北海道の食べ歩きやバトルアクションを描くという、設定としても興味をそそる作品となっている。注目すべきは笑いの要素だけではなく、作中で次々にお披露目される、思わず食べたくなる北海道の食ネタも重要な要素のひとつと言える。

いずれの作品も多くの読者が「笑った」と感じて選ばれた作品ばかりだ。この機会にぜひ注目してもらいたい。「笑った部門」の選出は毎月1冊という狭き門となっている。シリーズで読者を笑わせ続けることは至難の業であり、だからこそ思わずお腹を抱えて笑えてしまえる作品は貴重でもある。最新刊を読んだ読者は、ぜひ毎月開催のラノベニュースオンラインアワードに投票してもらいたい。

また、以下の作品は残念ながら毎月の1冊には選ばれなかったものの、「笑った部門」で多くの票を集めた作品となっている。選出作品に負けず劣らずの「笑える展開」が読者を待っているはずなので、ぜひ注目してほしい。

・『続・この素晴らしい世界に爆焔を!』(スニーカー文庫)

・『俺たちは空気が読めない』第2巻(MF文庫J)

・『私、能力は平均値でって言ったよね!』第4巻(アース・スターノベル)

・『いでおろーぐ!』第6巻(電撃文庫)

・『妹さえいればいい。』第7巻(ガガガ文庫)

・『大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ?』第2巻(MF文庫J)

など