【日刊試読タイム】『こんな僕が荒川さんに告白ろうなんて、おこがましくてできません。』(講談社ラノベ文庫)

雨の降り方が酷い一日でした。

さて、今回は講談社ラノベ文庫が2017年9月1日に発売する『こんな僕が荒川さんに告白ろうなんて、おこがましくてできません。』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

浅井悠馬。好きな言葉はサービスシーン、嫌いな言葉は協調性。成績優秀だがクズを自認する彼は偶然、学園祭でのクラス演劇主役に選ばれる。拒否ろうとするもクラスの中心に君臨する美少女、荒川唯に説得され――「俺みたいなクズに、クラスの中心で輝くキラキラ主人公の気持ちがわかるわけないだろ」「じゃああんたをスクールカースト頂点に立つ男にしてあげる、だから……」劇の練習そっちのけで唯たちのグループと行動し始めた悠馬。次第に唯の見た目と全然違う純真さとひたむきさ、そして抱える秘密を知り……ピュアじゃないから、輝くときはまばゆく光る。素直じゃないから、本当の気持ちを知っている――ダメな青春を《再定義》する覚醒系クズキャラ青春コメディ!

著者は清水苺先生。イラストはシソ先生。清水苺先生は、第3回講談社ラノベチャレンジカップにて「佳作」を『今日、となりには君がいない。』で受賞し、デビューされた作家です。本作はクズを自認する主人公が思わぬ形で文化祭劇の主役に決定して始まる青春ストーリーのようですね。試し読みでは約70ページが公開されています。口絵が3枚確認できるほか、挿絵も2枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

「お前、たった今からイケメンになれ」と言われても無理がある!

主人公は学年一位の成績ながらエッチなものに目がない高校一年生、浅井悠馬。趣味はエロ同人誌の閲覧で、協調性という言葉を嫌い、自認するクズなのです。友人はといえば小学生の頃から悠馬にゾッコンで、エロ絵師でもある幼馴染の少女、児玉明日香のみ。年々酷くなる明日香のアプローチをのらりくらりと躱し、医者を目指しながら己の趣味を貫いているのです。クラスでは浮いた存在として扱われたまま迎えた高校一年の文化祭。二人のクラスは劇を行うことに。当然ながら悠馬は裏方を希望していたわけですが。

ヒロイン役のオーディションが進行する中、ヒーロー役の立候補者がゼロなのだという現状。クラスで目立つ男子がやればいいのにと考える悠馬を尻目に、ヒロイン役の女子がなかなか決定しません。じゃんけんの提案に憤慨する女子を見ていた担任の先生は、恐るべき英断を下すことになるのです。このままでは永遠に決まらないため、すべての配役をクジで決めてしまおう、と。文句も交換も一切禁止。端役&裏方狙いだった明日香&悠馬はとんだ事態に巻き込まれてしまうことになるのです。

クジ引きが始まり、次々に決定する配役。大揉めだったヒロインには、悠馬が最近初めて話す機会のあったクラスカーストの頂点・荒川唯に決定します。そして、ヒーロー役を悠馬が引き当ててしまうことになるのです。男子は馬鹿にしたような声をあげ、女子は不愉快な表情を浮かべる。腹立たしい思いに駆られる中、荒川唯のたった一言でクラスメイトはまとまりを見せていくことになるのです。劇は少女漫画的展開がてんこもりなストーリー、ヒーロー役は女子がきゅんきゅんしてしまうイケメン。悠馬は自分と最も遠い存在である役を演じるハメになるのです。

試し読みでは、悠馬のやる気のなさを指摘する女子と悠馬が衝突するところまでが公開されています。キラキラ系スクールカースト頂点のイケイケ男子の気持ちなんてわかるわけがないと爆発する悠馬に、思わぬひらめきをみせる荒川唯。劇を成功させるため、配役と悠馬の唯一の違い(?)である「スクールカーストの頂点」に立ってもらおうと進言するのです。混迷の渦中にある劇の行方はどこへ向かうことになるのか、注目ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©清水苺/講談社 イラスト:シソ

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