【PR】ガガガ文庫の歴史を振り返るスペシャルコラム「ガガガ文庫10周年は美味しいぞ 読者よ攻めろ」

1980年代、文庫&新書市場における“ラノベ戦国時代”が勃発した。以後、次から次へとブランドが生まれ、あるものは消え、またあるものはBL系などに流れながらも日本の“文庫”全体を引っ張るジャンルに成長した。2000年代、平穏だったジャンルに「ちょっと待った!」と殴りこみをかける新勢力がいくつも誕生した。“新世紀ラノベ”の出現である。GA文庫、HJ文庫、オーバーラップ文庫、星海社FICTIONS、講談社ラノベ文庫などの新レーベルが生まれ、いまもその動きはつづいている。

なかでも「これ、変わってんじゃね」と早くから読者の注目を集めたのが、小学館の<ガガガ文庫>である。創刊ラインナップから、すでに挑戦的な姿勢がはっきりしていたからだ。たとえば、田中ロミオ先生のいまも人気の『人類は衰退しました』の1巻目。ラノベ界で鉄板の人気を誇る異能力バトルとかハーレムとかのモチーフが盛り込まれていないうえに、登場キャラも少な目だったのに大ヒット。美少女ゲームのシナリオライターとして有名だった田中先生を起用した編集部の、クリエイター抜擢の“攻め”の姿勢がこの結果を生んだのだ。レーベルのカラーは「なんでもあり」で、独自性を尊重し、ゲーム系のクリエイターを積極的に起用している。ひとまず、他レーベルではなかなかお目にかかれない、このラインナップを見よ!

田中ロミオ先生の『人類は衰退しました』

新木伸先生の『GJ部(グッジョぶ)』

日日日先生の『ささみさん@がんばらない』

屋久ユウキ先生の『弱キャラ友崎くん』

渡航先生の『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』

水沢夢先生の『俺、ツインテールになります』

犬村小六先生の『とある飛行士への恋歌』と『やがて恋するヴィヴィ・レイン』

田尾典丈先生の『七星のスバル』

川岸殴魚先生の『人生』

赤城大空先生の『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』

岡本タクヤ先生の『異世界修学旅行』

平坂読先生の『妹さえいればいい。』

王道の異世界ものもあれば、シリアスもゲテモノもあり。映像化されたことのある人気シリーズが多い。他社に比べると10年間の刊行点数は少なめだけれど、よそにはないカラーを追いつづけて成功しているのはたしかだ。10年間の代表作を読むのに、いまはちょうどいいタイミング。時はきた。今度は読者が攻める番だ。

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