【レポート】「笑いと歓声に溢れた最高のステージに」 MF文庫J 夏の学園祭2017『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』スペシャルタイム

2017年9月10日(日)に東京・ベルサール秋葉原で開催された「MF文庫J 夏の学園祭2017」のステージイベント『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』スペシャルタイムの模様をお届けする。本ステージはキャスト陣から観客までが最初から最後まで笑いの絶えない注目のステージイベントとなった。

●MF文庫J 夏の学園祭イベント『ノーゲーム・ノーライフ』は3回目の登場

『ノーゲーム・ノーライフ』イベントではお馴染みとなっているゲーム対決からイベントはスタートした。空&リク役の松岡禎丞さん、白&シュヴィ役の茅野愛衣さん、ステフ&コロン役の日笠陽子さんが登壇し、松岡禎丞さんの掛け声にあわせて会場全体が「アッシェンテ」を唱和する。ゲーム対決の内容は巨大なトランプを一人一枚引き、一番大きな数字を引いた人が勝利というシンプルなもの。敗者には恒例の罰ゲームもあるため、日笠陽子さんは「絶対に松岡くんに負けたくない」と気合十分でゲームに臨んだ。全員が引き終わると一斉にトランプをオープン。結果は松岡禎丞さんが「6」、茅野愛衣さんが「12」、日笠陽子さんが「13」。松岡禎丞さんの「なんで!?負けたー!」という悲鳴と共に、ステージの幕は上がった。

茅野愛衣さんは急きょイベントへの追加出演が決定したことについて喜びを語った。もし来られないままであれば、松岡禎丞さんと日笠陽子さんの二人で50分間のステージを盛り上げなくてはならなかったことが話題になると、「それ以上は考えたくないですね」と松岡禎丞さん。日笠陽子さんのツッコミと弁明する松岡禎丞さんの姿に、会場からは大きな歓声が上がった。

●打ち上げの珍場面の暴露に会場は笑いの渦へ

最初のコーナーは寄せられたお手紙の紹介となり、そのひとつが『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』の打ち上げの名場面や珍場面を教えてほしいというものだった。打ち上げはかなり豪華なホテルにて行われたようで、珍場面についてはビンゴ大会の司会を担当していた松岡禎丞さんの話題に。司会をやりながら突然不思議な動きを始めたという松岡禎丞さん。その真相を問いただすと、トイレを必死に我慢していたことを暴露した。二次会でも同様に松岡禎丞さんがトイレを我慢していたエピソードが明かされると会場は再び大きな笑いに包まれた。名場面については打ち上げの挨拶で松岡禎丞さんがボロボロと泣いたエピソードを紹介。最初は泣くような雰囲気ではなかったとしながら、泣いているスタッフを見つけてそのまま貰い泣きをしてしまったようだ。また日笠陽子さんは打ち上げの挨拶の中で、何も決まっていないにもかかわらず「二期決定しました!」と宣言した話を披露。「この瞬間からステージを見た人は勘違いしてしまうんじゃ!?」と、慌てる松岡禎丞さんの姿も印象的だった。

●松岡禎丞さんの心を理解していたのは、どっち?

続いては特別企画「松岡禎丞の心を理解しているのはどっちだ?」がスタート。『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』はシュヴィが人間の心を理解するためにリクと出会うところから物語が始まる。そのストーリーになぞらえ、茅野愛衣さんと日笠陽子さんのどちらがより松岡禎丞さんの心を理解しているのか検証しようという企画。最初のお題は【いま1番行きたい場所】。会場からは「トイレ」との声が飛び交い、登壇のキャストを含めて笑いが巻き起こった。松岡禎丞さんは「前々から行きたいと思っており、国内だけど遠いところ」とヒントを出しながら「でもそんなに遠くないのかな」と攪乱する作戦に。回答では茅野愛衣さんの『スカイダイビング』と日笠陽子さん『マッスルバー』に対し、答えは『富士急』で残念ながら不正解となってしまう。茅野愛衣さんが「絶叫系アトラクションがいっぱいあるところだし、スカイダイビングも一緒じゃない?」と正解を主張すると「私がいる限りそのゴリ押しはさせないよ?」と日笠陽子さんが強引な正解誘導を防ぎにかかり、会場は爆発するような笑いと拍手が巻き起こった。

お題は【いま1番食べたいもの】【長所はなんですかと聞かれてどう答えるか】と続き、【長所はなんですかと聞かれてどう答えるか】のお題では会場から「筋肉」の声。「いつから松岡くんはそんなキャラになっちゃったの」と茅野愛衣さんも観客と一緒になって笑っていた。そして茅野さん・日笠さんの二人は『まじめなところ』と『上腕二頭筋』とそれぞれ回答。正解は『120%の演技をブチ込む』で、残念ながら正解とはならなかった。3つのお題を終えて最終的に心を理解しているのはどちらかと問われる松岡禎丞さん。僅差だと悩む姿に日笠陽子さんは「松岡くんがどっちの女を選ぶのか」と追い詰めると、茅野愛衣さんも「どっちがいい?」とステージ上は大変な事態に。松岡禎丞さんは「大変にしたの誰ですか!」と嘆き、結局この勝負は引き分けとなるのだった。

●ステージ上で繰り広げられた即興劇は大迷走!?

続いての特別企画は「コミュ障脱却プログラム in Summer」。作中では重度のコミュ障として描かれる空と白を引き合いに、キャスト陣がお手本を見せようというコーナーなのだが、始まる前から「このコーナーホントダメなんですよ……」と落ち込んだ雰囲気を醸し出す松岡禎丞さん。勝てたことも乗り切れたこともない不得手なコーナーは、無情にも夏にぴったりなお題でスタートする。最初のお題は【ビーチに旅行にきている女子二人組に遭遇しました。そんな二人と仲良くなる方法を教えてください】というもの。女子二人組の役は白ビキニ設定の茅野愛衣さんと貝殻水着設定を押し付けられた日笠陽子さん。茅野愛衣さんは「昨日食べたホタテ?」と設定をゴリ押すと会場は爆笑状態となる。その傍らでは二人の会話に入り込めない松岡禎丞さんの姿。日笠陽子さんの「はやくこいよ!」の発破をきっかけに始まるものの、芝居は迷走の様相を呈し、残念ながらお手本には至らない結果となってしまった。

続いてのお題は【お祭りで女性と一緒にいる時に悪そうな人に絡まれました。こんな時の対処法を教えてください】というもの。率先して「わたし悪そうな人やりたい」と手を挙げた日笠陽子さん。お祭りの屋台を食べ歩く二人に絡む悪そうな人を演じ、松岡禎丞さんは「ヤメロ!お前何してくれとんだ。出るところに出てもええんやぞ」とボイスレコーダーを取り出すところまでを演技、初めてこの企画で乗り切ることに成功したのだった。松岡禎丞さんの「もうやめません?」の言葉も空しく最後のお題【花火を見ていていい感じ。いざ告白しようとしたら女友達がのぞき見していることに気付いた場合、どうしたらいいですか】が提示。これまた率先して「わたし女友達やりたい」と手を挙げたのは日笠陽子さん。ナレーション風味に二人を見守る友達役を演じながら、松岡禎丞さんが告白シーンに突入した途端、茅野愛衣さんと入れ替わると会場のあちこちから終始笑いが止まらない状態が続いた。「近づいたら入れ替わるしかないと思って」と日笠陽子さんのお約束の言葉に、会場は大きな拍手に包まれたのだった。

そうしてステージもラストを迎える。3人はステージ前面に立つとそれぞれ挨拶を行った。日笠陽子さんは「テレビシリーズから3年の月日が流れて劇場版を公開できたのはみなさんのおかげ。空白を演じた二人もここまでずっと繋げてきてくれた。『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』を経たことで、またステフを演じたいと思った。引き続きよろしくお願いします」と締めくくった。茅野愛衣さんは「会場に来る前にノゲゼロを自宅でみてきた。何度見てもこの作品が好きだなと思ってしまう。そして終わって欲しくないという気持ちもすごくある。ここで本当に一区切りだと思うと急に寂しくなりますが、今後も希望をもって、お仕事を頑張っていきたい。みなさんも待っててくれますか?」の問いかけに、会場には割れんばかりの拍手が鳴り響いた。松岡禎丞さんも「ノゲゼロができたのは、ノゲノラをずっと応援してくださった皆様のおかげでありまして、ゼロとしてもう一度スタートするという意味合いも込めまして、できたことを嬉しく思います。一端の区切りにはなってしまいますけれど、これからも変わらぬ応援をよろしくお願いします」と挨拶し、ステージは盛大な拍手と共に終わりを迎えた。

国外での上映も決定している映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』。ファンの期待もまだまだ大きな本作は、原作小説でその物語を描き続けている。今後の展開にも期待を寄せながら、物語をしっかりと見届けていきたい。

©榎宮祐・株式会社KADOKAWA刊/ノーゲーム・ノーライフ ゼロ製作委員会

[関連サイト]

『ノーゲーム・ノーライフ』公式サイト

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