『図書迷宮』特設サイトがオープン 第10回MF文庫Jライトノベル新人賞の問題作がレーベル史上最長ページで登場

2017年10月25日に発売となるMF文庫J刊『図書迷宮』の特設サイトがオープンした。本作は第10回MF文庫Jライトノベル新人賞の3次選考通過作品となり、作品が未完のまま新人賞の規定ページ数を使い切っていたことから選評会でも物議を醸し、最終的に選外という判断に至った問題作だ。第10回MF文庫Jライトノベル新人賞の受賞作が2014年末に刊行されてより約3年、MF文庫Jレーベル史上最長となる520ページにも及ぶ物語として発売を迎える。イラストは数々の人気シリーズを手掛けているしらび氏が担当する。

足掻いてください、あなたが人間足りうるために。

【あらすじ】

あなたは思い出さなければなりません。心的外傷の奥に潜む父の仇を探し出し、奪われた名誉と失った魔法を取り戻すのです。吸血鬼の真祖(ハイ・デイライトウォーカー)の少女、アルテリアと共に。そのために図書館都市を訪れ、ありとあらゆる本が存在する図書迷宮に足を踏み入れたのですから。あなたには一つの大きな障害があります。あなたの記憶は八時間しか保ちません。ですが、方法はあります。確かにあるのです。足掻いてください、あなたが人間足りうるために。全ての記憶を取り返すために。第十回MF文庫Jライトノベル新人賞、三次選考通過の問題作、ここに刊行―――。

原則、ページ数に関わらず580円(税抜)を1冊のデフォルト価格としてライトノベルを刊行してきたMF文庫Jが、本作のみ価格を違えるというまさに異例尽くしの作品となっている。この規格外にして問題作がどのような物語として描かれているのか、読まずにはいられない注目作となりそうだ。『図書迷宮』は、MF文庫Jより2017年10月25日発売。

©十字静/KADOKAWA メディアファクトリー刊 イラスト:しらび

[関連サイト]

『図書迷宮』特設サイト

MF文庫J公式サイト

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