【日刊試読タイム】『魔法塾 生涯777連敗の魔術師だった私がニート講師のおかげで飛躍できました。』(MF文庫J)

台風一過で晴天になりました。

さて、今回はMF文庫Jが2017年10月25日に発売する『魔法塾 生涯777連敗の魔術師だった私がニート講師のおかげで飛躍できました。』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

魔法大国・日本のトップ魔術師に史上最年少で成り上がった天才・鳴神皇一郎。だが、仲間の裏切りに遭い、ニートに転落。そこへ亡き恩師の娘・結が「私が経営する魔法塾・黎明館の講師になって」と頼んできた。承諾した皇一郎だったが、やって来る塾生は、生涯全敗の魔法騎士・ベアトリクス、禁忌の術で死霊軍団の結成を夢見るお嬢様・芙蓉、ヤンキー魔法高校で屋根裏登校をする謎の少女・つぼみ……と落ちこぼれや変態ばかり。「安心しろ。俺がこの塾を『母校より母校』と思える場所にしてみせるから!」。天才と呼ばれた元ニートによる、カリスマ講師としての破天荒な指導が始まった……笑いと感動を巻き起こす、はみだし魔術師たちの痛快魔法塾コメディ!

著者は壱日千次先生。イラストはリン☆ユウ先生。壱日千次先生は第6回MF文庫Jライトノベル新人賞にて「佳作」を『社会的には死んでも君を!』で受賞し、デビューされた作家です。本作は地に堕ちた天才魔術師が奮起し、魔法塾の講師として奮闘するコメディ作品のようですね。試し読みでは約38ページが公開されています。挿絵も1枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

「アタシは、お前が欲しい」「よろしくお願いします!」

主人公は魔法塾「明倫館」の塾長・日向祭子に見初められた魔術師、鳴神皇一郎。「母校より母校と思わせてみせる」、その言葉に入塾を決意した皇一郎は爆発的に才能を開花。通っていた魔法高校のランキング戦で1位となり、卒業後は日本魔法界の頂点に立つ七人の魔術師「七神将」に史上最年少で就任することになるのです。魔帝の二つ名で呼ばれ、数々の魔法事件を解決してきた皇一郎でしたが、とある事件をきっかけに彼は無職のニートとなってしまうのです。

魔術師の選民思想を至上とする結社「玉髄」と戦い、事件を解決した皇一郎を待っていたのは、他の七神将による裏切りと、事件で逃げ出した臆病者という汚名だったのです。事件から1週間後に目を覚ましたその時、皇一郎の居場所はなくなっていたのです。ネットの掲示板は誹謗中傷する内容が延々と綴られ、ニート生活を余儀なくされていた皇一郎は掲示板で自らを擁護し叩かれる。そんな激しくも不毛な戦いを日々、繰り広げていたのです。

「玉髄事件」から2年、地に堕ちた皇一郎の下へ、13歳程の美少女へと成長を遂げた祭子の一人娘、結ちゃんが訪問してくるのです。間接的にとはいえ、祭子の魔法塾を潰すことになってしまった事実に負い目を感じていた皇一郎に、結ちゃんは言うのです。ネットの掲示板で自分を援護している暇があるなら働きなよ!と。結ちゃんに手痛いところを突かれながら、良き理解者であった祭子が病気で亡くなったこと、そして彼女が新たな魔法塾を始めようとしていたことを知るのです。

試し読みでは、皇一郎が魔法で姿と名前を変えて新たな魔法塾「黎明館」の講師を引き受けるところまでが公開されています。ちょっとした美談やしんみりとする展開も余談や漫談になってしまう壱日千次先生ならではの展開は本作でも健在のようです。開塾する皇一郎と結ちゃんのもとへ、どんな生徒がやってくることになるのか注目ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©壱日千次/KADOKAWA メディアファクトリー刊 イラスト:リン☆ユウ

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