『ようこそ実力至上主義の教室へ』がシリーズ累計150万部を突破
MF文庫J刊『ようこそ実力至上主義の教室へ』がシリーズ累計150万部を突破した。2017年5月発表時点の50万部から、約5ヶ月の間で100万部を積み上げたことになる。2017年7月から9月にかけて放送されたTVアニを経て人気は拡大。放送終了後も登場キャラクターの独自フェアを開催するなどして、注目を集め続けている。優秀な者だけが好待遇を受けられる実力至上主義の学校を舞台に、本当の実力と平等を問う学園黙示録の最新7巻も発売となり、物語はDクラスの綾小路清隆を中心に次の舞台へと動き出そうとしている。
【あらすじ】 2学期も終了間近の12月半ば、Dクラスを裏で操る存在Xの特定のため、Cクラス龍園の執拗な調査が開始された。高円寺までもが疑いの対象となり、ターゲットが絞られる中、ついに龍園の魔の手は軽井沢恵に迫り……。そのような状況で清隆は唐突に茶柱先生に呼び止められる。珍しく弱気な表情の茶柱が案内した先にいたのは――「既に退学届は用意させてある。校長とも話がついている。後はおまえがイエスと言えばそれで終わりだ」「あんたの命令が絶対だったのはホワイトルームの中での話だろ。あの部屋はもうない。命令を聞く必要もない」退学を迫る清隆の父親、そして学校の理事長から、秘められた高度育成高等学校のシステムが語られ――!? |
なお、半年前後の期間で100万部近い数字を積み上げた作品では本作と同時期にアニメの放送が行われたヒーロー文庫刊『ナイツ&マジック』や、ファンタジア文庫刊『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』、昨年に遡るとMF文庫J刊『Re:ゼロから始める異世界生活』などが記憶に新しい。アニメの放送終了以降も原作小説は続いているので、ぜひ小説でも物語を楽しんでもらいたい。『ようこそ実力至上主義の教室へ』は、MF文庫Jより第7巻まで発売中。
©衣笠彰梧/KADOKAWA メディアファクトリー刊 イラスト:トモセシュンサク
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