【日刊試読タイム】『うちの聖女さまは腹黒すぎだろ。』(電撃文庫)

猫とカラスの喧嘩を初めて目撃!

さて、今回は電撃文庫が2017年12月9日に発売する『うちの聖女さまは腹黒すぎだろ。』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

落ちこぼれ騎士志望のカイが採用されたのは、辺境の国ブラウファルト聖王国。代々清らかなる聖女が治めるこの地で、「聖女様の騎士になれる!」と心踊るカイ。しかしそこで待ち受けていたのは、見た目は天使、中身は悪魔な「ブラック聖女」のフローラ姫だった!?「お前の仕事は金儲けだ。余の小遣いを稼げ!」 フローラの命令で金策に走るカイだが、特産品を作るため飛竜を狩って牙を取れだとか、温泉を探して観光地を作れだとか、無茶振りの嵐。姫様ラブなメイドのリーリエも厄介で、果たしてカイは念願の騎士になれるのか!? ブラック聖女と半熟騎士の、おしごと(!?)ファンタジー開幕!

著者は上野遊先生。イラストはりいちゅ先生。上野遊先生は2015年にデビュー10周年を迎え、電撃文庫やメディアワークス文庫で活躍している作家です。本作は騎士志願の少年がようやく見つけた仕官先で、騎士としてではなく金策担当の役人として奮闘する物語のようですね。試し読みでは約45ページが公開されています。挿絵も1枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

中身は暗黒の顔だけ聖女。

主人公は憧れの騎士を志すも残念ながら才能が欠けていた少年、カイ・バノーネ。生まれ育った国の騎士になれなかったカイは、それでも騎士になることを諦めきれずにあらゆる国に仕官のコンタクトを取り続けていたのです。その結果、かつて魔神族と戦った勇者の仲間である聖女の末裔が治める北の果ての神聖国家から「採用したい」という旨の返事が届くことに。聖女の騎士になれる、こんな喜ばしいことはないと狂喜乱舞するカイは、晴れてブラウファルト聖王国へと旅立つのです。

カイと同じ年齢で女王陛下となった聖女・フローラ。聖女と言うからには優しく美しいに違いなく、あわよくば演劇やお芝居のように乙女と騎士による身分違いの恋に発展する可能性も……などと、顔も知らない聖女の妄想にふけるカイ。緊張のし過ぎで寝付けなった&泥棒との遭遇というハプニングはあったものの、面接当日を迎えます。王家の敷地に足を踏み入れたカイは、荒み気味な王宮らしからぬ様子に疑問を抱くことなく、念願の聖女と顔を合わせることになるのです。「役人として採用!」「え? 騎士ではなくて?

騎士になるはずが役人になってしまった……。カイに与えられた王室特別財務顧問という仰々しい肩書は、聖女が自由に使える小遣いの金策部隊だったのです。あんなにも憧れていたはずの聖女の口からは、俗っぽいお話がぽろぽろとこぼれてくるわ、役人仕官を断れば列島全土へと痴漢の罪状による手配も辞さないと言う聖女。かくして騎士を目指した少年の不本意極まりない新生活がここからスタートするのです。

試し読みでは飛竜を目撃にしたことによって、カイがとある商品を思いつくところまでが公開されています。芋の食事からの脱却に最先端のドレスだって着たい聖女、忠誠は本物だけど危ない駄メイド、騎士志望なのに役人になっちゃったカイ。十分な稼ぎを上げられれば、手に入る聖女の推薦状を目指して、騎士を目指す少年の物語に注目ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©上野遊/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊 イラスト:りいちゅ

[関連サイト]

電撃文庫公式サイト