『こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌』のコミカライズが決定 ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ作品が漫画へ

現在、第1巻が発売されている電撃文庫刊『こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌』のコミカライズが決定した。本作はメディアワークス文庫刊『ビブリア古書堂の事件手帖』のスピンオフ作品となっており、大人気タイトルの世界観を活かして人気作家がまったく新しいストーリーを紡ぎ出す「電撃文庫リザレクションシリーズ」企画の第3弾としてスタート。本好きの少女と恋する少年が書評バトルに挑む青春ストーリーを描く。コミカライズの作画は葵季むつみ氏が担当することも決定しており、「月刊コミックアライブ」にて連載がスタートする。

【あらすじ】

鎌倉のとある高校で、友達には秘密で小説の朗読配信を行っていた前河響平。中二病溢れる小説も書き綴っていたが、ある日、その小説を書いたノートを学校で紛失してしまう。拾ったのは図書部員の卯城野こぐち。小動物系で、読書に熱中すると作品世界に入り込んでしまう読書少女だった。熱中しすぎる性格のため、人の多いところで読書が出来ないこぐちにとって、唯一安心して読書ができるのが旧図書室。しかし、利用者のほとんどいない旧図書室は廃止の危機に陥っており、二人は旧図書室を護るため、オリジナルルールの書評バトル「ビブリアファイト」に挑むことに──。お勧めの本をプレゼンするビブリアファイトでは、実在の名作を多数紹介。原作小説の栞子さんも登場する、本好き高校生たちの青春の1ページ。

コミカライズの連載は2018年春のスタートが予定されており、「ComicWalker」や「ニコニコ静画」でも掲載が予定されている。さらにコミカライズに合わせ「電撃文庫MAGAZINE」にて峰守ひろかず氏の短期連載も予定されており、今後の続報にも注目だ。コミカライズが決定したこの機会に、ぜひ原作小説も手に取ってもらいたい。『こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌』は、電撃文庫より第1巻が発売中。『ビブリア古書堂の事件手帖』の実写映画も2018年全国ロードショー。

©峰守ひろかず/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊 イラスト:おかだアンミツ

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