【日刊試読タイム】『暗殺拳はチートに含まれますか?~彼女と目指す最強ゲーマー~』(ファンタジア文庫)

寒すぎて起きられない……。

さて、今回はファンタジア文庫が2017年12月20日に発売する『暗殺拳はチートに含まれますか?~彼女と目指す最強ゲーマー~』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

VR格闘ゲーム「プラネット」で活躍するプロゲーマーの俺は、地味で無口な同級生美少女・葵が暗殺拳継承者という秘密を知ってしまう。彼女の動きや技なら、ずっと探していた俺のライバル候補になれるはず! それでゲームに誘ったら……「俺と(ゲームに)付き合ってくれ!」「ふ、ふつつか者ですが、よろしくお願いします」告白と誤解されて、恋人同士に!? 一瞬で加速する瞬発力。急所をついての一撃必殺! 学校では寂しがりで甘えてくるけど、ゲームではチート級の強さで強キャラたちを圧倒する葵。快進撃を続けた結果、俺と葵のバトルの強さはゲーム内で拡散していき、誰もが知る存在となる!?

著者は渡葉たびびと先生。イラストはきただりょうま先生。渡葉たびびと先生は第2回カクヨムWeb小説コンテスト「現代ファンタジー部門」にて「大賞」を本作で受賞し、デビューされる作家です。本作は現実で暗殺拳の使い手である少女が、VR格闘ゲームを舞台に主人公と一緒に成長していくゲーマー物語のようですね。試し読みでは約140ページが公開されています。挿絵も6枚確認できるので、早速チェックチェック!

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ゲーマーだと思っていた彼女は暗殺者でした。

主人公は高校生プロゲーマーとして活動する平田鋭一。荒廃した未来の地球を舞台に「人類最後の最強」をかけて戦うVR格闘ゲーム「プラネット」は、日常では許されない喧嘩や暴力に相当する本当の戦い、そこで得られる高揚感を、VR空間で行えるようにしたゲームとして登場していたのです。一撃を先に当てる「サドンデス・ルール」においては絶対王者の名を欲しいままにしていた鋭一でしたが、王道であり花形でもある相手のHPを削りきったプレイヤーが勝利する「デュエル・ルール」ではいま一つ燻った状態が続いていたのです。

プロとしては「デュエル・ルール」でも上位ランカーを目指すべきであり、スポンサーで同級生でもある最上珠姫にも同様の指摘を受け続けていたのです。身近にライバルがいれば楽しく切磋琢磨できるのにと、ないものねだりをしていた鋭一は、一人の少女と出会うことになるのです。開け放った社会科準備室の扉。その先にいた半裸の女の子。誰にも気づかれないまま姿をくらます彼女は「幽霊」や「野良猫」のあだ名で呼ばれていた学校の有名人・一色葵だったのです。

VRではなく現実の出来事として、女の子の裸を見てしまったことを反射的に謝ろうとした鋭一でしたが、突如彼女の動きが変化することに気付くのです。本気で潰しにかかってきた二本の指から放たれる目潰し。辛くも避けた鋭一は彼女に一本勝負を申し込まれることになるのです。プロゲーマーとして、サドンデスの絶対王者として培った反射神経で、鋭一は先んじて彼女の胸にタッチ。反射的に投げ飛ばされてしまうも、鋭一は高揚感に包まれるのです。もしかして彼女も「プラネット」のゲーマーなのではないかと。かくして、そんな彼女から返ってきた言葉は「暗殺者」で……。

試し読みではゲームに付き合って欲しいと願い出た鋭一の言葉を、告白されたと受け取った葵によって、恋人関係になってしまいます。謎が多い彼女ですが、鋭一は葵を「プラネット」へと導き、彼女もすぐさま頭角を現すところまでが公開されています。暗殺者としての彼女と、VRでの彼女と、女の子としての彼女と。それぞれのギャップは見どころのひとつであり、ゲーマーとして成長していく二人の姿にも注目ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©渡葉たびびと/KADOKAWA 富士見書房刊 イラスト:きただりょうま

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