【日刊試読タイム】『ポンコツ勇者の下剋上』(MF文庫J)

2017年のラノベニュースをまとめ中。

さて、今回はMF文庫Jが2017年12月25日に発売する『ポンコツ勇者の下剋上』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

王立士官学校の卒業を間近に控えたクロウ。ある日彼は、選ばれし勇者にしか扱えない神剣――聖光剣エクスキャリバーの声を聞いてしまう! 声の主である聖光剣の精霊・ホリーが言うには、世界を滅ぼす魔王が復活するため、一刻も早く勇者を探して聖光剣を渡さないといけないらしい。クロウは、剣を勇者に届けるというお手軽なお使いだけで世界を救う立役者になれるならと快諾し、勇者を探す旅に出た。ところが問題児のクロウと、性格がハチャメチャなホリーの2人で旅は前途多難! さらに見つけた勇者は、なんと奴隷の幼女で――!? 一体どうやって連れて帰ろう……?〈あの子の主を、私を使ってぶった切れば良いんじゃないですか?〉「良くねえよ!」

著者は藤川恵蔵先生。イラストはぐれーともす先生。藤川恵蔵先生は第13回MF文庫Jライトノベル新人賞にて「審査員特別賞」を本作で受賞し、デビューされる作家です。本作は神剣の精霊ホリーと主人公が、勇者のもとへ聖光剣を届ける物語のようですね。試し読みでは約83ページが公開されています。挿絵も4枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

盗むのではありません。無断で持ち運ぶのです。

主人公は王立士官学校に入学したものの、授業にも訓練にも付いていけずサボり魔と化していたクロウ。この世界は突如現れる魔王によって幾度となく滅亡の危機に瀕しながらも、勇者によって防がれてきた歴史があります。そんな勇者という存在と共にあったのが聖光剣エクスキャリバー。クロウの通う学校は、次代の勇者が出現した時に聖光剣を届けるために設立された学校なのです。学校では定期的に聖光剣の所有者を見つけるための神剣選定が行われるのですが、クロウは参加する意義を見失っていたのです。

クロウはこれまで通り聖光剣に触れますが、いつもと同じように無反応。大きな期待こそしていないもののガッカリしないわけではない儀式を終えようとしたその時、クロウは剣の声を耳にするのです。「剣が喋っています!」と主張をするも信じてもらえず、それどころか心の病を疑われる始末。クロウ本人も幻聴だと信じ込み忘れようとするのですが、クロウを呼ぶ声は四六時中収まらないのです。やがてクロウはこの幻聴によってノイローゼ気味になってしまい……。

どんどん追い詰められるクロウは、やがて銀髪の女の幻覚まで見えるようになってしまうのです。それにしてもやたらハイクオリティな幻覚に、ひょっとしたら幻聴でも幻覚でもないのではと思い直すクロウ。そして銀髪の彼女は言うのです。私は聖光剣に宿る精霊ホリーであると。自身は聖光剣のガイドブックのような存在で、見たり話したりできるのは勇者だけなのだと。つまり、その事実が指し示すことは……「俺が勇者ってこと!?」「違います」「違うんかい!」

試し読みでは東方に勇者が誕生していること、五年後に魔王が復活すること、勇者の正体が歴代初の女性であり、現在は奴隷であることを知るところまでが公開されています。聖光剣を無断で持ち出し勇者のもとへ届けるために旅立った二人。本音ダダ漏れで無礼な発言を連発する精霊ホリーと、一般人にも喧嘩で負ける落ちこぼれクロウが、世界を救う懸け橋になることができるのか注目ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©藤川恵蔵/KADOKAWA メディアファクトリー刊 イラスト:ぐれーともす

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『ポンコツ勇者の下剋上』特設ページ

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