オリジナルインタビュー「ラノベの素」。大泉貴先生『ランジーン×コード』

――本作を書くのに一番苦労したのはどんなところですか?

シリーズ全体を通して言うなら、コトモノの世界観をどうわかりやすく表現していくかという点でしょうか。コトモノや遺言詞といった作品独自の設定の提示の仕方には本当に苦戦させられました。

――作家になろうと決めたきっかけや、そのきっかけになった作品などはありますか?

とくにきっかけはありません。昔から映画やらアニメやらを見て勝手に話を妄想するのが好きだったので、小説を書いているのもたぶんその延長上なんだろうと思います。強いて言えば、幼いころに見まくった東宝の怪獣映画全般が原点かも。

――小説を書くのに一番気をつけている(こだわっている)のはどんなことですか?

誰も見たことのない光景やアイデアを描くこと、SF的な面白さとラノベとしての面白さを両立させるように気を配ってます。あと、世界観がややこしいので、とにかく表現をわかりやすく書くように気をつけてます。

――作家としてのこれからの目標を教えてください。

現在は新作シリーズを準備しております。ランジーンとはまた系統の違う作品になる予定ですが、大泉貴の新しい面を出すつもりで書いていきたいと思います。とりあえずヒューゴ賞とネビュラ賞をとるまで頑張ります。

――先生にとってファンになってくださる読者はどんな存在ですか?

小説は読者がいて初めて成り立つものだと思います。読者の方がいなければ、小説を書く意味はありませんし、ファンとなって買ってくださる方がいなかれば、本を出すこともできません。本当に神様のような存在です。

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――今回で『ランジーン×コード』が第一幕が完結ということですが、お気持ちはいかがですか?

『ランジーン×コード』はデビュー前から構想を続け温め続けていた、自分にとってとにかく愛着の深い作品でして。一区切りつけた今も、なんだかんだコトモノのことは考えますね。新しいコトモノのアイデアとか(笑)。これでシリーズもしばらく新作の刊行はなくなりますが、またいずれこの世界に戻ってきたいですね。戻ってこられるように、これから頑張ります。

――最後に読者の皆さんに一言お願いします。

皆様の応援のおかげで、このシリーズも六冊目まで刊行することができました。『ランジーン×コード』はこれにていったん一区切りとなります。今まで走り続けていたロゴたちが迎えるクライマックスをぜひ見届けてください!

それから、現在「このライトノベルがすごい」文庫のサイトにて、大間九郎先生による『ランジーン×コード』の外伝小説、 『ランジーン×ビザール』が掲載されております。本編とはまた違う、ランジーン世界の物語ですのでそちらも読んでみてください! と、宣伝したので、大間 先生。今度何か奢ってください。(ぺこり)

――最終巻楽しみにしてます! 本日はお忙しい中ありがとうございました。

ありがとうございました!

大泉先生お忙しい中ありがとうございました! 

(C)宝島社 大泉貴/しばの番茶

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