『魔法科高校の劣等生』が累計800万部を突破
電撃文庫刊『魔法科高校の劣等生』が累計800万部を突破した。本作は2011年7月より刊行をスタートした作品で、2014年にTVアニメ化。2017年には劇場映画化が行われているほか、ゲーム化など広くメディアミックス展開が行われている。魔法科高校に補欠の二科生として入学した兄・司波達也と、成績優秀な一科生として入学した妹・司波深雪の二人を中心に巻き起こる波乱の日々を描き、大きな人気を獲得している。小説は第23巻まで刊行中で、ストーリーとしても大きな転機を迎えようとしており、目の離せない展開が続いている。
【第1巻あらすじ】 魔法。それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀が経とうとしていた。そして、春。今年も新入生の季節が訪れた。国立魔法大学付属第一高校―通称『魔法科高校』は、成績が優秀な『一科生』と、その一科生の補欠『二科生』で構成され、彼らはそれぞれ『花冠』(ウィード)、『雑草』(ブルーム)と呼ばれていた。そんな魔法学校に、一組の血の繋がった兄妹が入学する。兄は、ある欠陥を抱える劣等生(ウイード)。妹は、全てが完全無欠な優等生(ウイード)。どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを寄せる優等生の妹。二人がこのエリート校の門をくぐったときから、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕開いた。 |
『魔法科高校の劣等生』シリーズでは、スピンオフ小説『司波達也暗殺計画』の2018年本格始動が期待されているほか、更なるメディアミックス展開が切望されている作品のひとつと言っていい。著者である佐島勤氏のオフィシャルサイトの開設も行われ、同シリーズの更なる飛躍が期待される。『魔法科高校の劣等生』は、電撃文庫より第23巻まで発売中。最新24巻も2018年3月発売予定。
©佐島勤/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊 イラスト:石田可奈
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