『ソードアート・オンライン』よりキリトが使用する片手剣「エリュシデータ」の1/1スケールモデルが今夏発売へ
コネクテッド・ハードウェアの企画・開発を手掛ける株式会社Cerevoは、全世界累計2,000万部を突破する電撃文庫刊『ソードアート・オンライン』より、主人公のキリトが使用する片手剣「エリュシデータ」の1/1スケールモデルを、2018年夏頃に発売する。価格は未定。
「1/1 エリュシデータ」は、アニメやゲーム、映画などの作品中に登場するアイテムを、家電のテクノロジーを用いて現実世界に可能な限り再現するCerevoのプロジェクト「S2R(from Screen To the Real world)」の流れを汲む製品。アニメや映画といった架空の世界における人気アイテムである「剣」に着目し、さまざまな作品に登場する剣をスマート・トイとして再現できるプラットフォーム「BLADEM(connected BLAde Development and Evalution Module)」を開発。その第1弾として「1/1 エリュシデータ」の製品化が行われた。
※1/1 エリュシデータ
刀身部分には2,000個を超える高輝度LEDと6軸センサー(加速度・角速度)を搭載。剣の動きに合わせて刀身が眩い光を放ち、アクションに合わせた効果音がスピーカーから鳴り響くことで、使用者本人だけでなく周りの観客にも効果音が伝わる。さらにLEDは複数の点灯ドライバーで独立制御しており、刀身全体が光るだけでなく、鍔の部分から刃先に向かって光が流れる、といった演出も可能となっている。
また、音声認識機能を搭載しており、「スターバースト・ストリーム」と作中のソードスキル名を発声することで、声に合わせてLEDと効果音が連動。その後も動きに合わせて効果音が連続的に発せられ、最後の動きとともに敵が四散する効果音へと繋がる。発声、動き、そして音を連携させることで、玩具の域を超えて作中のキャラクターを疑似体験することができる。
本体の設定はスマートフォンと接続して行い、LEDの色や明るさ、サウンドを自由に調整することができる。サウンドの出力を本体スピーカーからスマートフォンへ切り替えることも可能で、外部スピーカーと接続することでより迫力のある大音量を響かせることが可能となっている。
■スペック(開発中のため変更になる可能性があります)
本体サイズ:170×47×1125mm(W×D×H)
重量:約1.1kg
センサー:6軸(加速度、角速度)
通信方式:無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)
電源:リチウムイオンバッテリー
利用時間:約1.5時間(利用状況によって変動します)
対応OS:iOS/Android
なお、BLADEMを採用したスマート・トイは今後シリーズ化を検討するほか、BLADEMを用いた製品開発の相談も同社では受け付けるとのこと。ライトノベル作品でも特徴的な剣が登場する作品は多い。今後、異なるシリーズより1/1スケールモデルで再現される剣の登場にも期待したい。
©2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project ©Cerevo
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