『月とライカと吸血姫』のコミカライズ企画が進行中 宙を目指す少年と吸血鬼の少女のボーイ・ミーツ・ガール

現在、第2巻まで発売されているガガガ文庫刊『月とライカと吸血姫』のコミカライズ企画が進行中となっている。本作は宇宙飛行士を目指す候補生の少年と、実験飛行に人間の身代わりとして選ばれた吸血鬼の少女が織り成す、宇宙をテーマにしたボーイ・ミーツ・ガールを描く。ラノベニュースオンラインアワード2016年12月刊のアンケート結果では、第1巻が「総合部門」「感動した部門」「新作総合部門」にて選出されるなど大きな注目を集め、「このライトノベルがすごい!2018」では文庫部門4位、新作部門3位にも選出された。コミカライズは2018年上期スタート予定の「コミックDAYS」にて開始を予定している。

【第1巻あらすじ】

いまだ有人宇宙飛行が成功していなかった時代。ツィルニトラ共和国連邦の最高指導者は、人間をロケットで宇宙に送り込む計画を発令。その裏では、実験飛行に人間の身代わりとして吸血鬼を使う『ノスフェラトゥ計画』が進行していた。閉鎖都市で訓練に励む宇宙飛行士候補生のレフは、実験台に選ばれた吸血鬼の少女、イリナの監視係を命じられることになる。上層部のエゴや時代の波に翻弄されながらも、ふたりは命懸けで遥か宇宙を目指す。宇宙に焦がれた青年と吸血鬼の少女が紡ぐ、宙と青春のコスモノーツグラフィティ。

コミカライズ開始の具体的な時期や作画担当者などの詳細は、今後の続報を楽しみに待ちたい。コミカライズ企画が進行する話題作をこの機会にぜひ読んでもらいたい。『月とライカと吸血姫』は、ガガガ文庫より第2巻まで発売中。最新3巻も2018年2月20日発売予定。

©牧野圭祐/小学館 イラスト:かれい

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