今、アニメ化が俄かに期待されているライトノベル5選をラノベニュースオンラインが独自調査in2018

アニメ化の予定が発表されているわけではない。でも読者としてアニメ化を期待せずにはいられない。ラノベニュースオンラインは2016年11月に本サイトのアクセス情報をもとに、アニメ化が期待されている作品という旨の記事を製作した。それから約1年半。記事に取り上げた主だった5作品のうち3作品のアニメ化が発表されるなど、読者の期待が実際に形となっていることを受けて、あらためて第2回となる調査を実施した。「作品名+アニメ(アニメ化)」で検索されたキーワードをもとに、アクセスの多かった作品をチョイス。ライトノベルが好きな自分ではない誰かが、あるはずのない情報を探し求めるほどにアニメ化を切望する作品を取り上げる。まだ読んだことのない作品があれば、新たな作品との出会いのきっかけにしてもらいたい。

※2017年9月~2018年2月の「ラノベニュースオンライン」へのアクセスデータを参考としています。

2016年11月調査結果はこちら

アサシンズプライド

©天城ケイ/KADOKAWA 富士見書房刊 イラスト:ニノモトニノ

【あらすじ】

マナという能力を持つ貴族が、人類を守る責務を負う世界。能力者の養成校に通う貴族でありながら、マナを持たない特異な少女メリダ=アンジェル。彼女の才能を見出すため、家庭教師としてクーファ=ヴァンピールが派遣される。『彼女に才なき場合、暗殺する』という任務を背負い―。能力が全ての社会、報われぬ努力を続けるメリダに、クーファは残酷な決断を下そうとするのだが…。「オレに命を預けてみませんか」暗殺者でもなく教師でもない、暗殺教師の矜持にかけて、少女の価値を世界に示せ!第28回ファンタジア大賞“大賞”受賞作。

英雄教室

©新木伸/集英社 イラスト:森沢晴行

【あらすじ】

魔王と相打ちになって勇者の力を全て失った元・勇者の少年ブレイド。念願叶って普通の学生になれるはずが、入学させられた学園は、なんと勇者を養成するエリート学校だった!? そこに通う生徒たちはもちろん優秀。だが“本物”の勇者だったブレイドは心技体すべて英雄すぎる!? 実技の授業で校舎は半壊! 国王とは旧知の仲でタメ口上等! 学園の“女帝”である怖いお姉さんに睨まれても気づきもしない。ドラゴンの脱走でパニックとなっている学園でも、一人だけマイペースにカツカレーを食っている!? やることなすこと「超生物」な主人公の、無理・無茶・無謀・不自然極まりない「平静学園俺ライフ」!? いまここに開幕!!

魔女の旅々

©白石定規/SBクリエイティブ イラスト:あずーる

【あらすじ】

あるところに旅の魔女がいました。彼女の名はイレイナ。旅人として、色々な国や人と出逢いながら、長い長い旅を続けています。魔法使いしか受け入れない国、筋肉が大好きな巨漢、死の淵で恋人の帰りを待つ青年……。今日も今日とて魔女は出逢いと別れの物語を紡いでいきます。「構わないでください。私、旅人なものですから。先を急がなければならないのです」 魔女。――それは、私です。

ここまでがアクセス数の多かった上位3タイトルとなった。ファンタジア文庫刊『アサシンズプライド』は第28回ファンタジア大賞「大賞」受賞作で、本編が第7巻まで刊行中。ダッシュエックス文庫刊『英雄教室』は第10巻まで、GAノベル刊『魔女の旅々』は第6巻までそれぞれ刊行中となっている。『アサシンズプライド』と『英雄教室』は既にオーディオドラマ化やコミカライズなど、メディアミックスの実績も十分。『魔女の旅々』もドラマCD化&コミカライズが決定しており、いずれの作品も人気を集めているシリーズとなる。

約1年半前と比較をすると「期待」がWEB発の小説に偏らなかった点がひとつ大きな違いと言えそうだ。また、いずれの作品もファンタジーとしての色合いが強い点も特徴と言える。アクセスの多かった3作品は物語のストックも十分で、アニメのストーリーラインにもしっかりと耐えられる。声にも漫画にも展開されている作品は、どうしてもその「次」への期待が高まる。そういう意味でも選ばれた作品は間違いなく面白いのだろう。続いての2作品は、前回のWEB発小説とVRMMOの流れを汲んだチョイスとなった。

ワールド・ティーチャー 異世界式教育エージェント

©ネコ光一/オーバーラップ イラスト:Nardack

【あらすじ】

シリウス――かつて世界最強のエージェントだったが、仲間のために命を落とし、異世界に転生をしてしまった少年。彼は、前世で果たせなかった『後継者育成』を目標とし、引き継がれた知識と経験をもとに、出逢った人々の生き方に大きな影響を与えていく。“師匠”として――そして、時に“憧れの男”として。「失うものがないなら、俺についてこい。この世界での生き方を教えてやる」 最強のエージェントだった少年が、弟子と共に歩む異世界式育成ミッション、いまここに始動!! 第2回オーバーラップWEB小説大賞”金賞”受賞作。

エクスタス・オンライン

©久慈マサムネ/KADOKAWA 角川書店刊 イラスト:平つくね

【あらすじ】

スクールカースト底辺の堂巡駆流(どうめぐり・かける)は、VRゲーム《エグゾディア・エクソダス》に君臨する最強魔王ヘルシャフトに転生。しかも“禁断の力”(アダルトモード)まで手に入れた! ところが、現れた敵(プレイヤー)は、憧れの女の子・朝霧凛々子(あさぎり・りりこ)や見知ったクラスメートたち。朝霧たちは魔王ヘルシャフトを倒せば元の世界に戻れると信じていたが、本当は魔王が死ぬと全員の命が危険で――!? 大切な人を救うため、堂巡/ヘルシャフトは最強の力でクラスメートを迎え撃つ!「魔装学園H×H」の著者が贈る、エクスタシーVRMMOファンタジー始動!!

上位3作品に続いた2作品はオーバーラップ文庫刊『ワールド・ティーチャー 異世界式教育エージェント』とスニーカー文庫刊『エクスタス・オンライン』となった。この両作品もコミカライズが行われており、シリーズとしても堅調な人気を博している。『ワールド・ティーチャー 異世界式教育エージェント』は第2回オーバーラップWEB小説大賞「金賞」受賞作で、第7巻まで刊行中。『エクスタス・オンライン』は第5巻まで刊行されており、著者の久慈マサムネ氏は『魔装学園H×H』でアニメ化も経験。新シリーズとなる本作にも大きな注目が集まっていると言っていい。こちらの2作品もアニメのストーリーラインには十分耐えうる物語が綴られている。

さて、今回選出された5作品はいかがだっただろうか。読者自身が予想し注目していた作品はもちろん、意外な作品もあったかもしれない。調査の上でも1年半前とはがらりと結果が変化しており、筆者にとっては時代の流れを感じる結果となった。いずれも読んだことのない作品があったのならば、その作品を愛する誰かがアニメ化を切望する見どころのある作品ばかりなので、ぜひ手に取ってもらいたいと思う。また1年半後、この「期待」が「現実」となる可能性を考えると、ワクワクせざるを得ないだろう。ラノベニュースオンラインを利用する読者には、今回の結果を新たなライトノベル作品との出会いに、ぜひ参考としてもらえれば幸いだ。

最後に前回から続いて、今回も他にはどんな作品が上記5作品と同様にアクセスが多かったのか、5作品だけ紹介したい。前回ではこの枠から講談社ラノベ文庫刊『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』のアニメ化が発表されているので、こちらも注目だ。MF文庫J刊『異世界ならニートが働くと思った?』、GAノベル刊『失格紋の最強賢者』、電撃文庫刊『86―エイティシックス―』、HJ文庫刊『精霊幻想記』、エンターブレイン単行本『LV999の村人』となった。こちらの5作品についても注目して損はない。これからも多くのライトノベルが広範なメディアミックスを展開していくことに期待したい。

※本結果は、あくまでラノベニュースオンライン独自の調査結果に基づくものです。

[関連サイト]

ファンタジア文庫公式サイト

ダッシュエックス文庫公式サイト

GAノベル公式サイト

オーバーラップ文庫公式サイト

スニーカー文庫公式サイト