【日刊試読タイム】『15歳でも俺の嫁! 交際0日結婚から始める書店戦争』(MF文庫J)

夏の到来が早すぎてつらい。

さて、今回はMF文庫Jが2018年4月25日に発売する『15歳でも俺の嫁! 交際0日結婚から始める書店戦争』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

「今すぐにここから外に出て、わたしと結婚、したくない?」 大手出版販売会社に勤める火野坂賢一(27歳・平社員)は、ある日、初対面の少女に求婚される。怪しすぎる事態にも焦らず、彼は冷静に答え――「わかった。結婚しよう」あれ? 俺今なんて言った!? 動揺している間に少女・君坂アリサの自宅に連れ込まれた賢一をさらなる衝撃の事実が襲う! 「わたし15歳の現役JCだし、法律上結婚できないから大丈夫!」「大丈夫じゃねぇええ!」一方、仕事でも賢一は、カリスマJC・MARIAとの連載企画、企画本を進めていたのだが……? 「ワタシはおじさんでも全然恋愛対象だけどね~」2人の15歳に振り回される日々が始まる!?

著者は庵田定夏先生。イラストははまけん。先生。庵田定夏先生は第11回えんため大賞小説部門にて「特別賞」を『ココロコネクト』で受賞し、デビューされた作家です。本作は出版取次会社に勤務するサラリーマンとJCの突然始まる新婚生活と出版業界の側面を描いた物語のようですね。試し読みでは約95ページが公開されています。挿絵も5枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

JCとの結婚は、書店VSインターネット書店の幕開け!?

主人公は出版取次会社に勤務するサラリーマン、火野坂賢一(27)。出版社と書店との間に入り、本の卸売と物流を担う大手企業の平社員として日々働いていたのです。いちサラリーマンとして頭も下げればお世辞も言うし、接待だってする。でも時たま考えるようになった、自分はなんのために働いているのかという疑問。周囲の友だちが続々と結婚していく姿を見てきた彼は、漠然と「結婚がしたい」と考えるようになっていたのです。とはいえ、今日も今日とて「生贄」とも揶揄される接待の飲み会に参加させられているわけですが……。

空から嫁が降ってくるはずがない。飲み会の席からトイレへと逃げ込んだ賢一は現実と妄想の狭間で、とある美少女と出会うことになるのです。妄想していた「結婚」というキーワードを投げかけてくる初対面の女の子。「わたしと結婚したいか、したくないか、イエスか、ノーか」。どう考えても「ノー」以外の答えなんてあり得ないはずだったのに、自分の置かれている状況や妄想が正常な判断力を奪い去り、つい答えてしまうのです。「結婚しよう」と。

結婚すると口走ってしまった賢一でしたが、段々と冷静さを取り戻すと、かなりとんてもない状況に置かれてしまっていることに気付くのです。結婚相手の女の子は法律上でも結婚できないJC(15歳)であること。少女から求められていることは、どうやら「結婚するフリ」であるようだということ。一方で結婚の外堀だけがどんどん埋められているということ。そして少女の正体が、出版業界に多大な影響を及ぼす日本最大級の書店チェーンの社長の孫娘だったのです。

試し読みではフリから始まる新婚生活の一部が公開されています。また、賢一の周囲には売れっ子作家や人気書店員、やり手編集者、WEBで同年代の人気を集める女子中学生モデルなど、様々な人物が登場します。そして少女が結婚の「フリ」を申し出た理由として描かれる日本最大級のインターネット書店を有する世界企業の役員の存在。憧れの(禁断の)新婚生活だけでなく、激動する出版業界を描く側面にも注目ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©庵田定夏/KADOKAWA メディアファクトリー刊 イラスト:はまけん。

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