【日刊試読タイム】『「まもの」の君に僕は「せんせい」と呼ばれたい』(ダッシュエックス文庫)

過ごしやすい天気の日はやたらとテンションが上がります。

さて、今回はダッシュエックス文庫が2018年5月25日に発売する『「まもの」の君に僕は「せんせい」と呼ばれたい』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

教員採用試験に落ちた青年・衣笠大地は、路上で女の子を助けたことをきっかけに、人間に隠れて生活している「魔物」たちの学園の教師としてスカウトされる。大地が担任を任されたのは、学園でも指折りの問題児たちを集めたクラスだった。火龍人のシャオ、悪魔族のアウラ、兎獣人のラヴィ。キュートだけど一筋縄ではいかない生徒たちを相手に、大地は自身の正体を隠し、魔物の攻撃を無効化するチート的な「盟約」を用いつつ、体当たりの授業で挑む。やがて好意を向けられるようになるが、生徒との「婚約」にまで陥って、教師生活は更なる波乱が!? ジャンプ小説新人賞受賞作家がおくる、モンスタースクールコメディ!

著者は花井利徳先生。イラストはお久しぶり先生。花井利徳先生はジャンプ小説新人賞フリー部門にて「金賞」を『鬼塚伊予の臨床心霊学』で受賞し、デビューされた作家です。本作は教員採用試験に続けて落ちてしまった主人公が、「人間」ではなく「魔物」の学園の教師として働くことになる物語のようですね。試し読みでは約27ページが公開されています。挿絵も2枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

できないことがあるのは当たり前で、できることを増やしていくのが子供だ!

主人公は二年連続で教員採用試験に落ちた青年、衣笠大地。中学の頃より教師という職業に憧れて目指してきたものの連続で不合格。挙句、面接官には教員としての適性がないとまで言われてしまうのです。目標を失い、これからの人生に頭を悩ませていた大地は、少女が男性に罵倒される現場を目の当たりにします。恐々としていた大地でしたが、男の発した「出来損ない」の言葉に反応してしまい、結果殴り飛ばされてしまうのです。

目を覚ますと、助けようとした少女によって彼は助けられたことを知ります。何かお礼としてできることがあれば、と申し出た大地に少女こと調江くるみは「私の部下として働いてほしい」と口にするのです。いわく、彼女は学園の理事長であり、28歳独身であるという。子供だと勘違いした女性に渡された地図の場所に向かった大地は、自殺や心霊のスポットとして有名な廃ビルの一角にあるエレベーターへと乗り、魔法陣のような不思議な現象に飲み込まれてしまうことになるのです。

一歩たりとも動けないまま彼が辿り着いた場所。そこはハロウィンには少し早い人間らしからぬ仮装をしている子供たちの姿があること以外は、正真正銘学校そのものだったのです。ただし、人間の学校ではなく「魔物」の子供たちが人間界へと出ていくためのもの。争いに疲れ果てた魔物たちが人間と約定を交わし、人間に紛れる術を身につけ、人間界に歩み出す資格を得るための学校だったのです。

試し読みでは教師の適性がないとまで言われた大地が、恩師の言葉を思い出しながら、「魔物」の子供たちが通う学園の教師になることを決めるところまでが公開されています。担当教科は「人語」と「人類史」。生徒は人間で言うところの中学二年生にあたる魔物の少女たち。個性豊かな魔物の少女たちと織り成す、スクールライフに注目ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©TOSHINORI HANAI 2018/集英社 イラスト:お久しぶり

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