【日刊試読タイム】『オタギャルの相原さんは誰にでも優しい』(MF文庫J)

W杯で寝不足の人が多いはず。

さて、今回はMF文庫Jが2018年6月25日に発売する『オタギャルの相原さんは誰にでも優しい』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。

【あらすじ】

「オッケー! じゃ、あたしがカノジョになったげる!」相原璃子はオタクでギャルで巨乳で水泳部のリア充である! なんかノリと勢いで僕(リアルに興味のないクソオタク)のカノジョ(仮)になってくれやがった相原さんマジ天使! 一緒にいれば楽しいけれど、現実の僕らはギャルとオタクの単なる仲良しオタ友コンビだ。ラブコメ展開に用はない! 「あたしら『青春オタク同盟』! オタク同士で楽しく青春しようぜ!」二人でアニメ見て! ゲームして! サメ映画も見て! オタクに優しい本屋でオタデート! 今日も明日も明後日も、居心地の良いこの時間が続くんだと――夢を見ていた、僕だけが。

著者は葉村哲先生。イラストはあゆま紗由先生。葉村哲先生は第4回MF文庫Jライトノベル新人賞にて「佳作」を『この広い世界にふたりぼっち』で受賞し、デビューされた作家です。本作はただのオタクだった主人公と、ギャルでオタクな女の子が出会って始まる青春ストーリーのようですね。試し読みでは約30ページが公開されています。挿絵も2枚確認できるので、早速チェックチェック!

⇒ 試し読みはこちら

誰にでも優しいギャルだからこそ、ただの青春では終わらない?

主人公は一人でいることが平気でオタク趣味な高校生、綿貫アキラ。地味で目立たず、真面目で眼鏡な彼は、それなりの居場所を得て平穏な日々を送っていたのです。そんなGWも終わった5月半ばの放課後、教室でゲームを遊んでいた彼の前に、一人のギャルが現れます。見た目のオーラはもちろん、読者モデルもやったりして生息圏もまるで違う隣のクラスの女の子・相原璃子は、開口一番こう問いかけるのです。「キミってさー、オタクなの?」と。

よくわからない「何か」に巻き込まれているんじゃないかと内心疑うアキラに対して、「オタ友になろうぜ!」と詰め寄る相原璃子。会話を続けるうちに、このギャルが同類であることを悟ったアキラは警戒心をついつい緩めてしまい、週末に一緒に出掛けることになってしまいます。待ち合わせは午前八時。テンションだだ上がりだったアキラですが、彼女が引いてくるキャリーカートを見て気付くのです。わかってはいたけどこれはデートではない。同人誌即売会イベントのお手伝いだったのだと。

それでも彼女と咲かせるオタクトークを楽しいと感じ始めていたアキラ。彼女もまた屈託なくアキラと一緒にいることを楽しいと言ってくれ、その優しさと真っ直ぐさをアキラにぶつけてきてくれます。そんな楽しい時間もあっという間に過ぎ去り、現実へと引き戻されたアキラに彼女は言うのです。「あたしが、アッキーのカノジョになってあげるよ」と。いざ好きになった女の子が出来ても安心できるようにカノジョ(仮)システムとして、アキラは彼女にお節介を焼かれることになってしまうのです。

試し読みでは綿貫アキラのカノジョ(仮)に相原璃子がなるところまでが公開されています。ギャルとオタクのラブコメ展開がこの先待ち受けているかのように読めますが、冒頭にて「胸キュンなラブコメになれたかもしれない物語」と語られていることを考えると、また少し違った展開が待ち受けることになりそうですね。居心地の良い二人の関係が、この先どのようになっていくのか注目ですね。

気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!

【日刊試読タイム】とは

試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。

©葉村哲/KADOKAWA メディアファクトリー刊 イラスト:あゆま紗由

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