オリジナルインタビュー「ラノベの素」 長岡マキ子先生『期間限定いもうと。』

オリジナルインタビュー「ラノベの素」。今回は3月17日にファンタジア文庫より発売される新シリーズ『期間限定いもうと。』の著者、長岡マキ子先生にお話を伺いました!

『期間限定いもうと。』

著:長岡マキ子 

イラスト:Anmi


あらすじ
「今日からお前は俺の妹だ。俺がお前に『家族』を教えてやる」

不可抗力のキスをきっかけに、家族想いの高校生・三堂想太に妹が増えた。期間限定で妹になった北嶌沙綾。北欧帰りのご令嬢は、超世間知らずで純粋無垢、超絶可愛くてマイペースだった。

「わたし、自分で身体洗ったことない」「てれび?」「えっち?」「お兄ちゃん、服着せてー」「お兄ちゃん、一緒に寝よ?」

反抗期真っ最中のリアル妹・綺理にキレられながらも新しい「妹」を世話する想太だが、沙綾には婚約者がいるため同居は絶対秘密。

急に付き合いが悪くなった想太に、幼馴染の未実も不審気で!?

1年間限定のハートフル・ホーム&ラブコメディ、始まりです!

長岡マキ子プロフィール

『中の下!』で第21回ファンタジア大賞金賞を受賞しデビュー。自分は平凡な人間だと思い「私の個性的な趣味ってなんだ」と考えて読書やアニメ鑑賞といったオタクにありがちな趣味を除外していった結果、残ったのが「妹を愛でること」でした。そして本作ができました。どうかこのプロフィールが妹の目に留まりませんように……。

――本日はお忙しいところありがとうございます。よろしくお願いします。

長岡マキ子(以下N):こちらこそよろしくお願いします。

――まずは読者の皆さんへ自己紹介と、新作『期間限定いもうと。』の紹介をお願いします。

N:長岡マキ子と申します。作家歴はこの2月で丸2年になります。

3月17日発売の『期間限定いもうと。』ですが、財閥で超絶美少女という高嶺の花、北嶌沙綾を主人公がいきなり妹として預かることになるというボーイミーツガールもの、になるでしょうか。主人公の想太には実の妹の綺理がいて、その綺理と新しい妹沙綾との“W妹”確執や、日々巻き起こるトラブル、幼馴染の未実との微妙な関係など盛りだくさんな内容になっています。

――イラストもすごくかわいいですね。

N:Anmiさんがすごくかわいく描いてくださいました。ヒロインの沙綾はお嬢様なのでアクセントとして華のある凝った髪型をいろいろ考えてくださって。ちょこんとのったお団子風の髪型がとても特徴的でかわいいですね。

Anmiさんが描くヒロイン北嶌沙綾の可愛さがたまらない!

――長岡先生の一番お気に入りのキャラクターは誰ですか?

N:一人選ぶのは難しいですが、思い入れという点ではやはりメインヒロインの沙綾ですね。沙綾が感じているいろんな気持ちを読者の皆様にも読み取っていただけたら嬉しいです。

――この作品は女性にも楽しく読めるのではと思うのですが。

N:そうですね。自分が女性なので自分が楽しくないものはやっぱり書けないですから。そういう意味では女性にも楽しく読んでいただけるとうれしいですね。

――前作『中の下!』から9ヶ月ぶりの新刊ですが、『期間限定いもうと。』の執筆期間は?

N:企画としては一昨年の夏からなんですが、当初の内容は今とはずいぶん違ったものでした。それを現在の担当Tさんと一緒に練り上げていきました。沙綾は当初からヒロインでしたけど、彼女だけは私がどうしても書きたかったので、キャラクターとしてもほとんど変わっていません。

――メインヒロインの沙綾なんですが私の知る限りラノベ史上最も多くのアレルギー(※約50種)を持っているのではないでしょうか。

N:そうですね。手のかかるお嬢様というだけでなく、食べるものにも細心の注意を払わなければならない、という設定で書きたかったので。とにかく扱いの難しいお嬢様にしたかったんです。

――長岡先生は『中の下!』で第21回ファンタジア大賞金賞を受賞してデビューされたわけですが、その前は何かお仕事などされてましたか?

N:大学院を修士までいったんですが、卒業後は学生時代からの塾講師のアルバイトを続けてました。実は現在も続けてます。生徒は小中高全部ですが、ここ数年は中高校生が多いです。

――ではティーンエイジャーの流行や感覚を直接感じることができますね。

N:そうですね。結構勉強になります。『期間限定いもうと。』を書くのにも大変参考にさせていただきました。私が教えているのは女子生徒がほとんどなので女の子の感性や流行は反映させられているかと思います。

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