『異世界食堂』がシリーズ累計75万部を突破
ヒーロー文庫刊『異世界食堂』がシリーズ累計75万部を突破した。本作は週に一度、異世界と繋がり“特別営業”を行う創業50年の食堂「洋食のねこや」を舞台に、生まれも、文化も、種族すらもバラバラなお客が、分け隔てなく料理に舌鼓を打つ一期一会の出会いの物語を描く。2017年7月から9月にかけてTVアニメのほか、キャスト出演のグルメロケ番組も放送されていた。2016年から「ヤングガンガン」にて連載されているコミカライズ版も大きな人気を博しており、小説と漫画の双方で注目を集め続けている。
【第1巻あらすじ】 オフィス街に程近い商店街の一角、犬の看板が目印の雑居ビルの地下一階にその店はある。黒い猫の絵が描かれた扉の食堂「洋食のねこや」。創業五十年、オフィス街のサラリーマンの胃袋を満たし続けてきた。洋食屋といいながら、洋食以外のメニューも豊富なことが特徴といえば特徴なごく普通の食堂だ。しかし、「ある世界」の人たちにとっては、特別でオンリーワンな一軒に変わる。「ねこや」には一つの秘密がある。毎週土曜日の店休日、「ねこや」は“特別な客”で溢れ返るのだ。チリンチリンと鈴の音を響かせやってくる、生まれも、育ちも、種族すらもばらばらの客たちが求めるのは、世にも珍しい不思議で美味しい料理。いや、オフィス街の人なら見慣れた、食べ慣れた料理だ。しかし、「土曜日の客たち」=「ある世界の人たち」にとっては見たことも聞いたこともない料理ばかり。特別な絶品料理を出す、「ねこや」は、「ある世界」の人たちからこう呼ばれている。―――――「異世界食堂」。そして今週もまた、チリンチリンと鈴の音が響く。 |
本作の最新刊は昨年6月に発売された第4巻となっており、前巻の発売より既に1年以上が経過している。7月25日に発売されたばかりのコミックス第3巻を読みながら、原作小説最新刊の情報も楽しみに待ちたい。『異世界食堂』は、ヒーロー文庫より第4巻まで発売中。
©犬塚惇平/主婦の友社 イラスト:エナミカツミ
[関連サイト]